貴方の事が好きになりまして恋人になって欲しいです、お願い

一ノ瀬 彩音

第1話 通学途中にて

今、私は自宅に居ますがそろそろ某大学に行かないといけないお時間でした。


某大学ってことは私女子大生で二年生にもなるのですが、

普通に頑張る事で精一杯なのです。


「そろそろ家を出ないと間に合わないね」


私は玄関まで行くと母親に呼び止められてしまった。


「里留、気を付けて行くのよ」


「うん、わかってるよ、行くね」


玄関で靴を履くと私は扉を開けて外へ行くと

「今日は晴れてて良いお天気ね」


私は某大学まで歩いて行ける距離なので歩いて行く事にしているのだった。


しばらく歩いて移動をしていると、何だか急に具合が悪くなってきて私は

倒れそうになっている。


足元がふらふらしながら歩いているといつ倒れてもおかしくない状況でした。


私は近くに公園があるのを見つけると頑張って公園まで歩いて行く事にした。


公園に到着するとベンチがあるのでベンチに座って一休みしていると

見知らぬ女性から声をかけられる。


「あの、大丈夫ですか?」


私は見知らぬ女性の方に振り向くと

「はい、大丈夫です」と

言いました。


「ぜんぜん大丈夫に見えません、顔色も悪いし、

どこに向かっている途中なのですか?」


「某大学に向かっている所でした」


「私と同じ大学ですね」


見知らぬ女性の人も私と同じ大学って言うのは奇遇だった。


「私が傍に居るのでゆっくりしてましょう」


そう言うと見知らぬ女性は私の隣に座ると

「ねぇ、貴方の可愛い所が見たいの、服を脱いで」


「そ、それは出来ません、それに公園でそんな事は…………」


見知らぬ女性は私の耳元で

「ほらっ、早くぬ・い・で・ね」

と囁いてきた。


私はなぜかその言葉で聞いてベンチから立ち上がると服を脱いでいって

パンツとブラジャーという恥ずかしい格好になる。


「あらっ、素敵ね、それに可愛い下着ね」


さらに見知らぬ女性はベンチから立ち上がって私の耳元で

「私の言う事は絶対よ、絶対ね」

と囁いてくる。


「はい、わかりました」


「うふふっ、それでいいのよ」


私は見知らぬ女性の言葉に逆らう事が出来ず言いなりになるしかなかった。


見知らぬ女性は手を伸ばしてきて私の乳房を触ってくると

「柔らかい乳房ね」


私は何でこんな事をされているのだろうと考えていると正気に戻って

「な、何をしているんですか、やめて下さい」


見知らぬ女性は私の乳房から手を離すと

「介抱してあげてたのにそういう事言うの?」


「介抱って……何処が介抱何ですか、私の格好は下着姿じゃない」


「でもね、具合悪いのは治ったでしょ」


「そういえば、いつの間にか治ってる、どうしてなの」


私はとりあえず、服を着ると見知らぬ女性の人に

「すいませんでした、それとありがとうございました」


「ううん、私もごめんなさいね、やり過ぎたようね」


「あのですね、助けて頂いた恩もあるわけですし、

お名前を教えてもらってもいいですか?」


見知らぬ女性はしばらく考えていると

「はい、教えてもいいですよ」


「あ、ありがとうございます」


「私のお名前は秋星美穂あきほしみほ、年齢21歳で某大学の女子大生で三年生」


「なるほどね、私と同じ大学って本当だったんだね。

私のお名前は早海里留はやみりる

年齢20歳で某大学の女子大生で二年生」


「私より1つ年下なのね」


「はい」


「それにしても早海さんは可愛くて素敵な方ね」


「いえっ、そんな事はないです。それに秋星さんの方が素敵な女性です」


「それはありがとうね、でも、早海さんも自信持ってね」


「はい」


「後ですね、出来れば私と恋人になって頂けませんか?」


「恋人ですか…………なるのはいいですけれど、どうして恋人何ですか?」


「実は秋星さんに惚れて恋しちゃったんです」


「可愛い事言うじゃないの」


「うん」


「恋人は了承したわ、これから宜しくね」


「はい、宜しくお願いします」


私は秋星さんと恋人になりました。


恋人という事は恋で恋って言うのはいいですよね。


「そうだ、私の事は里留と呼んで欲しいです」


「わかったわ、それじゃあ、私の事は美穂と呼んで下さいね」


「はい、わかりました」


二人の呼び名が決まった所でお互いにスマホを鞄から取り出すと

お互いのご連絡先を交換するのでした。


「里留は今日の講義どうするの?」


「もうこんなお時間じゃ無理なので諦めます」


「そうですか、私も行くのやめますね」


「行かないのですか?」


「里留が講義に行かないのであれば、私も行かないです」


「わかりました」


美穂は私の事を思って某大学に行かないのか、それともただたんに

行かないだけなのかは知りません。


どっちにしても私は某大学には行かない事にしました。


「美穂はこれからどうするの?」


「そうね、私は里留と一緒に居ます」


「一緒に居るって…………恋人だからそうよね」


「里留はおかしな事を言ってどうしたの」


「ううん、ごめんなさい、私も美穂と一緒に居たい」


私と美穂はベンチに座ってお互いに見つめ合うと口付けを交わすのでした。


これから私と美穂はどうなる事でしょうか。


私も恋愛をするのは初めてで上手く出来るかわかりませんが、

私なりに美穂に尽くしたいと思います。


そうすれば美穂もきっとそれに応えてくれると信じています。


私にとって美穂は本当に大事な存在になるのでした。


私と美穂は公園に居ますがこれからお話で盛り上がる。

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