第6話 野球
サッカーとくれば野球でしょうね。
え?卓球?なんの話ですか?サッカーの次は野球が相場ですよ?
あー!聞こえない!
っと失礼、取り乱したようです。
野球は相手の投手がどれだけ速いボールを投げれるかでゲームが決まります。
は?当然と。そうおっしゃいますか…。
なんです?全部ストライクで勝利できる?
あぁ、古い。
貴方たち、バントと言うものを知らない。
そうですか…。ははっ笑ってしまいますね。
コンピューターでシュミレートすれば分かる話。
時速300kmのストレートボールを水平角45度で飛ばせばホームランですよ?
(木製バット)
ストレートを投げてくれない…と。はいはい、でました。
『お前ら人間はすぐそうやって分かりやすい悪に飛び付く。
親が、信頼する友人がそう言ったから、自分では何も考えずただただ、人のせいにする!』
…と、私の友人が申しておりました。決して私ではございません。
野球はリーチゲームですね。バッターボックスの1番前に立ち、打撃の寸前で後ろに下がる。
腕が長いからキャッチャーにバットが当たり…打撃妨害となるでしょう。
そしてキャッチャーは怪我で交代。
交代したてで、バッターとキャッチャーの間隔の感覚を掴めぬまま再び打撃妨害。
押し出しで点がとれますね。
そして土を持ち帰ろうとする敗者に言うのです。
お前たちは土(血まみれ)を、俺たちは優勝旗を学校へと持って帰る。
と。
あぁ、すいません、敗北ですね。
え?勝っている?負けていない?いえいえ…
人として敗北です。
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