第9話 資本主義と家

マンションに囲まれた街


マンションの隙間から見える狭く詰め込まれた一軒家


コンビニ


マクドナルド


ドラッグストアー


そのそれぞれにオーナーがいて、それは私とは違う次元でお金を動かしている。


資本とは自分か


時間か


お金か


私のもてる資本は、体くらいなものか


ここから見えている建造物には全てオーナーがいて、それぞれに資本が注がれている。


日本ってすごいなと感じたりしてみても、その元々の資本は誰の資本だったのか。海外からの投資だったのか。


今や日本の資本は大したことないと言っても良い。世界で言えばサッカー日本代表くらいのレベルだ。


断定したが調べたわけではない。


競争することに特に興味がない。


サラリーマンはみんなで温泉に使って、同じように餌と酒をもらってぬくぬく生きていけばぬるま湯から出ずに死ねるのだ。

少なくともそう信じられているのだ。


どじょうや蟹が酒で徐々に温められて、いずれ食べられてしまうように。


食い物にしているものがいる。


いるような気がする。


そんなただの想像の話。

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