第4話 連休明けは晴れ

気持ち良い朝日。

差し込んでくる光に目蓋どころか、心まで射抜かれそうだ。

季節が深まって、少し肌寒い。布団から出たくない。

そう思い始める季節の、麗かな朝。


よくわからないままイベントを詰め込み、無理やり四連休にしたので、会社の携帯は充電切れ。休み中の電話は無視、してたことにすら気付いていなかったかもしれない。


でもいいじゃないか。


朝日がこんなに気持ち良いのは、時間通りに電車に乗れているおかげなのだから。


あぁ、久しぶりすぎて、もうついてしまう。


楽しみではないのに、楽しみになる。

全ては天気に、委ねられているのかもしれない。

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