第17話スタートダッシュの位置

俺らがそんなことを話し(話してないな)遊んでる間に


陽太は着々と帰る用意をしていた。

「他のやつ遅いなぁ。」

賀子は何も言えないでいた。oh.......

ただ立ちつくすだけでは不審に思われるので

手を動かしていた。本人も何をしてるか分かってないが…。不審には思われてない。


「じゃ、俺帰るわ。」

そう言って陽太は扉を開けようと…したが開かなかった。俺らの工作によって。ニヤニヤ。

ガチャガチャガチャガチャ

「え。開かねえ。」違う所で試してみるも

「ここもかよ。くそ!」

開かなかった。


ガチャガチャガチャガチャ

(お?)

(ついにすか。)

ニヤニヤしていた。全員。

(パニックになるかもな。)

(満田、金田、意織、鳥月その時は開けてダッシュで逃げる。いいな?)

(分かった。秋山。ちょっと俺足遅いからあそこら辺から始めても…)

(ダメだ。)

(えー。)

(BooBooー)

(BOO)

(ぶー)←恐らく意味を知らない

などと遊んでいた。

余裕だね!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る