第2話「赤ずきん達と最終命令」

 「まずいでち、囲まれたでち」


赤ずきん達は敵に包囲された、いつもの赤ずきん達なら突撃銃アサルトライフルの弾をバラマキながら敵を突破した事だろう。


「相手が悪いでち、この武器ではダメでち」

赤ずきん達はその敵をとらえるも引き金を引かない。


「なんでこれしか持って来なかったでちか」

「上が戦車をたたくって言っておっきいのしか持たされなかったでち」


でかいのではダメな敵…。


「仕方ないでち、コレでやってみるでち」

「ここを守って、協力者の人間を逃がすのが第一命令ファーストオーダーでち」

「そうでち、上手くすれば第二命令セカンドオーダー、誰も殺すなも守れるでち」


殺してはいけない敵…。


「待つでち!いま 本部ユニットから命令オーダーが入ったでち!」


赤ずきん達はかたむける、ハッキング対策として赤ずきんユニットは完全自立個体として工場出荷時からネットと切り離されて稼働し続ける為だ。


最終命令ラストオーダー、赤ずきんユニットは武器とともに全ユニットを破壊せよ」


赤ずきん達は対戦地雷の上に武器を重ねその回りに輪になった。


「知ってるでちか?は死んだ時サンタが天国って所に連れてってくれるでちよ」

「じゃあ、赤ずきん達は天国行きでち」

「とーぜんでち、今日は味方のだけじゃなく敵の命も救うでち」


赤ずきん達は自爆した、それは投石とうせきで武装した達の勝利だった。

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