私達メイド三人からの愛を受け取ってね
一ノ瀬 彩音
第1話 メイド三人とご令嬢Ⅰ
私達メイドは久我邸で働いていてすごく良くしてもらっているので
明日香お嬢様には感謝しています。
そんなメイド達も明日香お嬢様の事が大好きなので愛を捧げたいです。
どうすればいいのかがわからない以上は何か考えないといけません。
私のお名前は
メイド長をさせてもらっています。
他にもメイドがいましてお名前が
後、もう一名いましてお名前が
そして私達が仕えるお名前が
久我邸のご令嬢をしております。
私達メイド三人は久我明日香お嬢様に仕える身です。
メイド長の私は明日香お嬢様にご用があるので明日香お嬢様が
居るお部屋へと向かっています。
明日香お嬢様のお部屋の前に着くと私はドアをノックしてからドアを
開けて中へ入ると
「明日香お嬢様、お話があります」
明日香お嬢様は私に気が付くと
「お話って何なのかしら?」
「私と杏奈と愛花の三人は明日香お嬢様に愛を捧げたいです」
「愛? 私に愛を捧げたいの? まじひくわぁ」
「まじひくわぁじゃなくて真面目に聞いて下さい」
「ごめんなさいね、華憐」
「愛を捧げたいんですけど、ダメでしょうか?」
「愛なら既にもらっていますわね、貴方達と居る事が私にとっての愛です」
「しかし、それでは………………」
「メイド長の華憐は良く頑張っているし、愛は沢山もらっています」
「明日香お嬢様がそう言うのでしたら、私はもう何も言いません」
「いつもありがとうございます」
「明日香お嬢様もお身体にはお気をつけて下さい」
私はそう言うとお部屋から出てドアを閉めると杏奈と愛花の元へ行こうとしている。
急いで私は杏奈と愛花の元へ行くと、二人が言い争いしている所を見つけると私は
「杏奈と愛花、言い争いしている場合じゃありませんよ」
杏奈と愛花は私に気が付くと
「華憐は黙っててよ」
「華憐、これは私と愛花の問題なの、口出ししないで」
私はこの二人を見ているとだんだんイライラしてきてどうにかなりそうでした。
「言い争いの原因は何ですか」
「愛花が私のお仕事の邪魔をするの」
「杏奈は適当な事を言わないで、私はそんな事をしていない」
「杏奈と愛花は少し落ち着きなさい」
「華憐は部外者なんだからあっち行っててよ」
愛花から部外者だからと言われた事に私は
「誰が部外者ですって!! これでもメイド長なので貴方達の事は面倒見ないと
いけないの、それぐらいわかるでしょ!!」
「華憐が怒ってるよ、まじひくわぁ」
「本当に華憐が怒ってるね、まじひくわぁ」
「杏奈と愛花…………まじひくわぁじゃないでしょっ!?」
「愛花逃げるよ」
「杏奈逃げよ」
杏奈と愛花はその場から走って逃げ出すと私は
「二人とも待ちなさい」と
言いながら、私は二人を走って追いかける事にした。
杏奈と愛花を私は走って追いかけているけど、なかなか追いつける事が出来ないので私は諦める事にしたのです。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、杏奈と愛花は足が速いのね」
私は走ったせいで息が荒くて深呼吸をしながら、息を整えることにしている。
そろそろ私も自分のお部屋に行こうとしていると後ろから声をかけられる。
「華憐、今ちょっとよろしいかしら?」
私は後ろを振り向くとそこには明日香お嬢様が居たのです。
「明日香お嬢様、ぜんぜん構いませんよ」
「あのね、貴方達三人とデートしたいの、ダメかしら?」」
「それは大丈夫だと思います」
「良かったわ、断れたらどうしようかと」
「いえっ、明日香お嬢様のお誘いを断ることなんてしません」
「うふふっ、そう言ってもらえて嬉しいわね、私は本当に愛されているのね」
「そうですね、私も杏奈も愛花も明日香お嬢様の事を愛しています」
「そんな風に言われると私は恥ずかしいです」
「明日香お嬢様」
明日香お嬢様は用が終わると歩いて何処かへ行ってしまわれた。
きっと自分のお部屋へ戻られたに違いありません。
私も自分のお部屋に向かうとなぜかドアが開いていたのでこっそりと覗いて見ると
そこには杏奈と愛花がいて二人はベッドの上で座ってお話をしているのだった。
私はドアをノックしてからお部屋の中へ入ると
「私のお部屋で何をしているの?」
杏奈と愛花は私に気が付いてベッドから降りてこちらに来ると
「華憐、さっきはごめんなさい」と
言いながら、杏奈は頭を下げて謝っている。
「華憐、本当にごめんなさい」と
言いながら、愛花も頭も下げて謝っている。
「二人ともわかってくれているのならそれでいいのよ、頭を上げなさい」
杏奈と愛花は頭を上げて私の方を見ると
「華憐は優しいね」
「華憐は本当に優しいと思います」
「私の事を褒めても何もありませんよ」
「そういえば、杏奈と愛花、今度明日香お嬢様とデートに行きますよ」
杏奈と愛花は頷いてくれて大丈夫だったようです。
「私達三人とデートしたいという事なのでしっかりとしましょう」
二人は頷いて私のお部屋から出ていくと私は疲れているのか、
すぐにベッドの上に倒れ込んだ。
私はそのまま目を閉じると寝てしまったようです。
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