怖がり2

 前に書いた「風船」というエピソードについて、「風船の国」という短編を書いてみました。

 童話を目指したけど、童話調にならず(^_^;) こどもを相手に物語るというのは本当に難しくて、いかに自分がこの世界のことを分かっていないかが分かります。

 拙いけれど、このエッセイを読んでくださった皆様のおかげで生れた物語。どうもありがとうございました m(_ _)m


 さて、本題。


 3歳の娘は、相変わらず怖がりだ。

 先日、連れが奮発してクロームキャスト(?)を購入。スマホと接続すると、テレビにスマホ画面が映し出される。ポケモン好きなこども達のために、これで未視聴の回のポケモンアニメを見せてあげようと思ったらしい。

 1回目。ユヅの嫌いなムゲンダイナ出現。大泣き。

 2回目。ユヅの嫌いなヒヒダルマ出現。大泣き。

 3回目。ユヅの嫌いな化石ポケモン出現。大泣き。


 はい、刷り込み完成!(*´∀`)


 テレビタイム、ユヅは怯えて逃亡。

 「お父さんの携帯、見ない!!」

 洗面所に立てこもり( ̄□ ̄;)!!


 我が家では、夕飯後にお風呂の準備をする20分程度がテレビタイム。毎日「リュウの日」「ユヅの日」と順番で録画したテレビ番組を選ばせて見せている。

 リュウは連れのスマホでアニメを見たい。ユヅは見たくない。

 「今日は、怖いポケモンじゃないよー」「ピカチュウだよー」と実況中継しながらリビングに戻るよう説得するも、泣きじゃくって拒否。

 勿論怖いので一人ではいられない。私はユヅに付きっきり(´-ω-`)


 翌々日。再び巡りきたリュウのテレビタイムの日。

 朝、布団に立てこもるユヅ。いい加減に起きなさい! とひっぺがしたところ、泣いている……。


 「お兄ちゃんが、お父さんの携帯見る! 怖いからリビング行かない!」


 いや、朝ですよ? テレビタイムじゃないから、テレビついてないよ?(゜゜;)


 それでも布団から出ないユヅ……。


 最終的には強制連行してリビングに連れて行き、真っ黒のテレビ画面を見たら納得した様子でなんとか朝食を食べ始めた。

 こりゃ、厄介やなー。


 一番困るのはですよ。

 テレビタイム=カクヨムタイムが奪われるわけですよ!( ;∀;)

 最近は仕事が多忙すぎて昼休みも無くて、こないだなんて昼食食べられたのが17時ですよ!!(|| ゜Д゜)

 私の日々の癒しがあぁぁぁ(´;ω;`)


 その日のテレビタイム。私はリュウに向き直って話をした。


 「今日は、何を見る?」


 「お父さんの携帯!」


 「……それ、ユヅちゃんがめっちゃ怖がるんだよねー。リュウ君の日だから、リュウ君が好きなの見る日なんだけど。でも……しばらく、別の録画してるポケモンアニメ見ない? そしたらお母さん達、助かるんだけどなー」


 「……」


 考えるリュウ。良心が疼きだす私。


 リュウには、リュウの気持ちがあるんだよなー。

 結局これって、親の気持ちの押し付けだよなー。

 もしここでリュウが自分の気持ちを押し殺して親に迎合するようになっちゃったら、思春期に抑圧してきたものが噴出して荒れて家出して所在不明になっちゃったりして……!?((((;゜Д゜)))


 「僕、お父さんの携帯見る!」


 ウン、自分ノ気持チニ正直デ、イイネ!!(* ̄∇ ̄)ノ


 結局、洗面所に立てこもるユヅのためにヒーターやらシルバニアやらを持ち込み、一緒に遊ぶ。ユヅがぽつりと一言。

 「ユヅちゃん、小学生になったら怖くなくなると思うんだー」


 そうやねぇ。あと4年ばかし、頑張ろうかねぇ(^_^;)


 先月、ポケモン映画を観に行った時も、ノリノリだったのに映画館の通路の暗闇に怯えて固まったユヅ。連れと二人がかりで宥めてもすかしても動かず、大粒の涙を零して泣き出し……。

 結局、劇場に入ることすら叶わず。チケット代があぁぁぁ( ;∀;)

 私とリュウが映画を観ている間、連れにゲームセンターに連れて行ってもらい、ちゃっかりポケモングッズをゲット。

 映画館に入れなかったのを「ユヅちゃん、ザルードが怖かったんだよね」「ゼット博士が怖かったから~」と映画のキャラのせいにしていたけれど。

 いつかは、一緒に観れるようになるといいけどねぇ(´-ω-`)


 そんな訳で、さらにとろとろカクヨムになりそうです。

 今日は娘の生活発表会(リモート)なので、娘の出番まではカクヨムできそうです。頑張ってヨムぞー!!

 怖がり克服のいいアイディアがありましたら、ご一報!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る