第690話 2021/9/3 割礼とか

 本日は7時起き。雨。体調はまあまあ。それはさておき。

 できたー! 物語が終結したー! とりあえずミステリーを最後まで書き切った。よく頑張った。想定よりだいぶ早い。とは言え、これから推敲推敲&推敲が待っている。加筆・訂正は山のようにあるだろう。アレが足りないコレが足りないといって頭を悩ませなければならないのだ。KADOKAWAの「第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞」の公募締め切りは今月末。それまでに仕上げなければならない。

 まあ、何なら来年まで頑張って講談社の「第68回江戸川乱歩賞」に応募するという手もなくはないのだが、さすがに精神がもたないだろう。江戸川乱歩賞のウェブ応募はWordかTextじゃないとダメだしな。もちろん.docファイルに変換するのは一太郎でもできるのだが、レイアウトがどうなるのかわからない。なので一太郎で受けてくれるKADOKAWAしかあるまい。

 他社の公募で落選した作品の投稿を認めるレギュレーションの文学賞があれば有り難いのだが、なかなかないのである。「暮らしの小説大賞」は終わってしまったし。まあ、一発勝負で頑張るしかない。

 面白いとは思うのだ。かなり面白いとは思うのだが、さあどんな評価を受けるか。またダメだったらカクヨムとなろうとアルファポリスに上げようとは思っている。


 9月に入って急に気温が下がった。秋が来た、と判断して良いのだろうか。ああ素晴らしきかな秋。読書の秋、食欲の秋、割礼の秋。秋だ! 紅葉だ! 割礼だ!

 という訳で、フィリピンでは今、割礼シーズンの真っ只中らしい。割礼にシーズンなんてあるのだな。割礼って何? という向きもあるかも知れないので一応簡単に説明すると、要は包茎手術である。より正確に言うなら、将来包茎にならないように、子供のころにチンコの先端の皮を切り取ってしまうのだ。痛い痛い痛い。想像しただけで内股になってしまう。

 地域差別をする訳ではないが、アフリカ辺りだと割礼はまだ割と残っている文化というイメージである。でも東南アジアでは少ないのではないか。コトバンクを読むとユダヤ教徒は生後8日の男児に割礼し、イスラム教徒のアラブ人は生後7、14、21または24日目に割礼を行うそうだ。宗教的にはユダヤ教、イスラム教に割礼が残っている他、一部キリスト教にも残っている模様。それ以外の土着の民俗信仰でも割礼は行われているとのこと。

 女子に対する割礼が行われている国もあるが、これはクリトリスの切除だ。痛い痛い痛い。そんなアホな事せんでいいと思うのだが。近年では男子女子とも割礼は児童虐待という声が高まっている。そらそうやろう、としか言いようがない。ただそれでもフィリピンで割礼を行った12歳の男の子――他の地域に比べてかなり遅いのだな――は、

「本物のフィリピン人になれた気がする。割礼を受けることはフィリピン人であることの一部だから」

 と話し、別の12歳の男の子も、

「僕が割礼を受けたのは、身長が伸びてスポーツがうまくなると言われたから」

 と話すなど、ネガティブな感じはしない。まあチンコの皮を切ったくらいで背は伸びないと思うのではあるがな。

 フィリピンの割礼は政府や地域の支援を受けた無料診療所で手術される事が一般的らしい。しかしここも新型コロナの影響から逃れる事はできず、昨年は無料診療所が開設されなかったため、割礼できない子供が沢山いた模様。「未割礼」というのは、フィリピンではかなりの悪口らしい。この場合、お金持ちなら私立病院で手術をしてもらえるそうなのだが、施術料は最高で1万2000ペソ(約2万6000円)に上り、多くのフィリピン人の月収を上回るという。言い換えればそれだけ需要が高いという事でもあるのだろうな。

 確かにある意味一生物の手術ではある。あるのだが、虫けらは手術などしていないのに包茎ではない。調べていないのでパーセンテージまでは知らないが、大人になって包茎になる確率って、そんな極端に高くないのではないか。せいぜい2割とか3割じゃないかという気がしないでもない。大人になって悩んでからでもいいように思うのだがなあ。


 日本ではいま九州北部から中国地方にかけて酷い雨が降っているが、アメリカでもハリケーン「アイダ」から変わった熱帯低気圧が北上し、各地で水害が発生している模様。現時点で41人が死亡したとの報道がある。ニューヨークでも洪水が発生したらしい。

 今年は世界中で水害の年なのだろうな。秋は長雨で、冬は豪雪被害かも知れない。ああ、やだやだ。


 中国の遼寧省大連市に日本の、と言うか京都の街並みそっくりの街区が作られ、観光施設として期待されていたようなのだが、批判が殺到したために一時営業停止となったらしい。まあな、いまのナショナリズムを拗らせた中国でこんな事をやれば、攻撃されるのは目に見えていたと思うのだが、いったいどんな勝算があって建造したのだろう。まったく何とも息苦しい話。


 スウェーデンのポップグループ「ABBA」の新作アルバムが11月5日、40年ぶりに発売されるそうだ。うーむ、「ダンシング・クイーン」しか知らん。ノーランズの「ダンシング・シスター」とごっちゃになるのはいまも昔も変わらない。まあ、頑張っていただきたい。


 大雨の中、買い物に行って帰って来たら、管首相が任期満了で辞任するとの報が。まあな、現状のままでは選挙戦えないからな。おそらく管氏は何か1つを専門的にやらせたら、それなりの功績を残すのだろうとは思うが、首相はゼネラリストが求められる立場である。荷が重かったのだろう。タイミングが悪かったと言う者もいるだろうが、個人的にはどのタイミングでもさほど変わらなかったような気がする。


 短いが本日はこんなところで。はあ、推敲か。推敲は2回や3回ならなんて事はないのだが、10回20回となると自分の文章に吐き気を催してくるからな、毎度毎度厳しい事である。ああ、あとあらすじも書かなきゃならんのだが、これはいつまで経っても慣れない。問題は山積している。でも何とかしなきゃならんのだ、何とかして行こう。

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