第632話 2021/7/7 本日休業

 本日は7時起き。ゴロゴロゴロと雲の上、ときどき雨の音。七夕だがもはやそれどころではない。島根県から鳥取県にかけての地域で、約30万人に避難指示が出ている。しかし普通に考えて30万人を受け入れる避難施設などあるはずないからな。大半は自宅避難するしかないのだが、その判断が運命を分ける事がある。すでに土砂崩れが発生しているところもある模様。何とか大山鳴動鼠一匹というレベルで済んで欲しいと願う次第。


 しかし良くない。体調が非常によろしくない。エアコンや扇風機の風の音の向こうに人の声や音楽が聞こえるような気がする。それがうるさくて仕方ない。もちろんそんな声や音楽はしないのだが、しているような気がして注意力がそちらを向いてしまう。気が休まらない。神経がささくれ立っている。


 簡単に言えば怖いのである。人が傷ついたり苦しんだりするのを見るのが。フィクションではないからな。嘘の世界のお話の中なら苦しもうが傷つこうが死のうが平気なのだが、現実の世界にそれがあると目の当たりにするのが酷く怖い。ビクビクと怯えている。精神が無防備で剥き出しになっている感覚。まったく厄介な。


 普段エラそうな事を言っていても、こういう非常時にドッシリ構えている事ができない。ちょっとした事で取り乱す。はあ、何もしていないのにクタクタである。そんな訳で本日も休業。今週いっぱいはイロイロとキツいかも知れない。早く雨やんでくれないものか。


 昨日からミステリーを書き始めた。ちょっとずつちょっとずつ進んでくれるといいのだが。



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