第603話 2021/6/8 本日休業

 本日は13時起き。なーんもできんな、これは。外は晴天、気温は高い。いや暑い。虫けらのいる部屋は西日がマトモに差すので、午後は暑くてたまらない。冷房のスイッチを入れるしかあるまい。


 今日は何の予定も用事もないので別段何時に起きても構わないっちゃ構わないのだが、目が覚めたとき時計を見てガックリ来る。ただでさえ梅雨入り以降こっち調子が悪いのに、やる気すら消え去るともう多少意識のあるだけの肉塊でしかなくなる。何の存在価値もない。まったく。


 書かなきゃなあ。書けなきゃなあ。自己肯定感を見失うと無限に落ち込んで行くしかない。まだ何とか踏み止まってはいるのだが、いつまで持つか。書く事でしか自分を見つめられないのだから、書くしかないのだ。しかし面白い事が思いつかない。多少なりとも高揚感を得られないと頭も動いてくれないしな。何かしないと。動かないと。動けないときには素直に休むのも一つの方法だが、まだ動けないと限った訳ではない。何かできる事がないか探してみよう。


 とは言え気力も体力も覚束ない。何でもできるという訳には行かない。まあいままで生きてきて、何でもできた瞬間など存在しないのだけれどな。いかに気力があろうが体力があろうが、何でもはできない。多少幅に変化があるだけで、できる事は常に限られている。それをやりくり融通して何とか前に進むしかない。若い頃に比べてできない事が増えたなどとため息をついても無意味だ。どう転んでも書くしかないのだから、どうすれば書けるかを考えよう。


 明日は午後から用事があるので、午前中には起きたいところ。自分に言い訳をしながら時間に流されて行くのも一つの生き方かも知れないが、さすがにまだそこまで年老いてはいないはず。何とか今日こそ頑張ろう。

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