第419話 2020/12/6 本日もまた休業

 本日は9時半起き。「男組と奇面組の夢の共演」という夢を見た。いや、それ以外はろくに覚えていないのだが、いったいどんな内容だったんだろうな。空を飛んでくるのはなんとなく記憶に残っている。


 さて朝から次回作のアイデアが少しだけ出て来ている。とは言えまだ2話目が書けるかどうかというレベルなので、実際に書き始めるにはイロイロ足りないのだが、少しずつ前進はしているようだ。ただキャラクターが決まらない。「こういうキャラをこの辺に配置して」というのはだいたい決まっているものの、まだ人物像に厚みがないので動かしようがなくて物語が進まない。もう少し時間がかかるか。


 前作の『魔獣奉賛士』が終わってそろそろ1ヶ月が経つ。もうちょっと進むかなと思っていたのだが、想像していたより全然進んでいない。同時進行のミステリーの進捗もあまり芳しくない。うーむ、年内は何もせずに終わってしまうのだろうか。エンディングさえキッチリ決まっていれば書きながら考えるという手もあるのだろうけれど、そこも思い浮かばない。もちろんミステリーは考えるまでもなく謎が解決して終わるので、そう難しく考えてはいない。しかし巨大ロボット物はなあ。どうやって話をまとめようかと悩んでいる。


 ゴールはちゃんと決めないとな。エヴァンゲリオンみたいな終わり方も、苦肉の策としては有りだと個人的には思うものの、あれを目指して物語を書き始めるのは違うだろう。やはり書くからにはキチンと終わらせるべきだ。どんな終わらせ方なら読者はストンと腑に落ちてくれるのか。答はなかなか見つからない。


『魔獣奉賛士』は本当に書き終わる寸前までエンディングが見えなかった割には、まあまあ綺麗に終わってくれた。こういう例もあるので、あまり考え込まずに書き始めるのも悪くないのかも知れないのだが、幸運を期待して準備をおろそかにするのは愚策である。可能な限り組める足場は組んでから作業に入りたい。理想としてはそうなのだがな。ただ実際に書いてみないと見えてこない部分もあるので、その辺はバランスを取らねばならんのだろう。さて、どの辺で始めようか。


 そんなこんなで、本日は書く事がない。はやぶさ2のカプセルが戻って来た事以外に、面白そうな話題が何も見つからなかった。前任機のはやぶさが帰還したのがもう10年前だという。10年て。てっきり2、3年前くらいの感覚でいたのに、はやぶさ2が打ち上げられてからすでに6年が経っているとか言われましても、何か時間の感覚がメチャクチャになってしまう。


 前回のはやぶさ帰還まではイロイロとドラマチックだったからな。ほとんど奇跡かと思えるほど困難を乗り越えての事だったが、はやぶさ2はその点蓄積された経験と技術的進歩によってすんなり行って帰って来た。それはもの凄いハイレベルな事なのだが、ド根性物が好きな日本人的にはいまいち感情移入しづらくて、前回同様の盛り上がりとまでは行かないのかも知れない。しかしそれでも、明るいニュースである事は間違いない。


 新型コロナで何人感染した、どこそこで誰が殺された、毎日そんな話題ばかりではうんざりしてしまう。はやぶさ2のカプセル帰還はこの国に、一服の清涼剤的な効果をもたらしてくれたと思う。そして今後カプセルの中身が研究され、新たな事実が判明すれば、我々はほんの少し誇らしく思えるだろう。それだけでも宇宙探査機を打ち上げる意味はあるというものだ。


 本日はこんなところで。本当に書く事が何もない。まあ仕方ないか。買い物にも行かなきゃな。できれば日曜日には外に出たくないのだが、これもまた仕方ない。ささっと行ってくるか。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る