第355話 2020/10/3 本日休業

 本日は8時起き。だが眠い。倒れそうなくらい眠い。昨夜は午前3時近くまで起きてたからな。ニュースには目を通しているのだが、全然頭に入ってこないし、感想が出て来ない。脳みそが停止している。まあたまにはそんな事もあるよね、という感じである。早々に諦めて本日は休む事にする。


 自分で言うのもアレなのだが、虫けらの知識は結構幅広い。もちろんその反面、底は極めて浅いペラッペラの知識ではあるものの、分野的には多岐に渡り、かなりいろんなジャンルを知っている方だと思う。だが「日本学術会議」なんてものの存在は、今回の報道で初めて知った。いままで一度たりとも聞いた事がない。別に無知を誇る訳ではないが、虫けらが聞いた事すらないものなど、世間一般の大半の人間は知らない可能性が少なからずある。もしかして学者しか知らないものなのではないのか。


 いや、誰も知らんから雑に扱っても良いと言いたいのではない。ただ、いまの報道を見ていると、あたかも「日本学術会議のメンバーを6人も任命しないなんて、とんでもない!」と言わんばかりに思えるのだ。しかしこちらには、それが本当にとんでもない事なのかどうか判断する基準がない。「学者の国会」とか言われましても、あまりにも漠然とし過ぎではないか。それって報道してる事になるのか。


 日本学術会議に歴史がある事はなんとなくわかる。推薦された者を自動的に任命するのが過去の通例であった事も、「日本学術会議法」においてそうするものであると過去の首相や大臣が国会で解釈を答弁している事もわかる。今回の任命拒否が、政府の法解釈から逸脱した違法行為であるのが問題だと指摘されれば、その点は理解できるのだが、しかしそこと「学問の自由への介入」との繋がりがよく理解できない。て言うかそもそも論として、日本学術会議はいま現在の日本においてどの程度必要なものなのだ。それをキチンと説明するのが報道の役割なのではないか。


 メディアはいったい誰に向かって報じているのだ。「知っている者だけわかればそれでいい」と言いたいのなら、まずそう断るべきだろう。そうではないと言うのであれば、もっとちゃんとした報道を心がけてはどうか。まあ、果たして報じる側に日本学術会議の存在意義を理解している者がいるのかは微妙な気がするのだけれど。


 それはさておき、『葬送のフリーレン』の2巻が今月出る模様。Amazonで予約した。やっぱり漫画は読まないとダメだし映画も観ないとダメだな。小説は読まなくても何とかなるけど。2、3日中には『アレックスと私』が届く予定になっている。これは漫画でも小説でもない学術書であるが、読む前から泣くのは決定事項である。何ならタイトルだけでも目がうるうるして来るところ。


 学術書とか専門書はもっと読みたいのだけれど、金と体力がない。電子書籍で買えば多少安くなるとは言え、元が高いからな。いや、値段相応の価値はあると思っているから不当に高いと言うつもりはまったくないのだが、貧乏人にはなかなか文字通り高値の花である。文庫本は懐に優しいものの、やっぱりデカいサイズの本が読みたいのだ。挿絵や写真がカラーでデカいヤツが。頭が悪いから文章だけで詳細を説明されても理解力が追いつかない。学術書とか専門書こそビジュアルが大事よ。


 まあ思想とか哲学なら文庫本でも良いのだろうが、このジャンルは好き嫌いが如実に出る。とりあえず読んでみようという気にはならず、「読みたい!」と思わせる何かがないと手を出しづらい。その何かはちょっとした切っ掛けでいいのだが、そのちょっとした切っ掛けがなかなかないのだ。巡り合わせというか運命というか、出会い頭の衝撃が欲しいところ。ネットで本を買うようになると、それも難しいのだろうけれど。


 とか何とか言いながら、まだ積ん読が何冊もある。まずこれを消化しないとな。うん、読もうという意思はあるのだ。しかしどうにも踏ん切りが付かない。読み始めればどんどん読めるはずなのだが。


 本日はこんなところで。昨日はまったく書けなかったが、まあ想定内である。また今日から頑張ろう。少しずつ少しずつ積み重ねるのだ。

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