第237話 2020/6/7 小ネタ集

 本日は11時起き。うがー。とは言え昨日は丸一日ミステリー漬けで、結構頑張ったからな。反動があるのは仕方ない。おかげで完成形が見えてきた。もう一息だ、何とか頑張ろう。

 今日は時間がないので小ネタ集。始まり始まり。


 共同通信の報道によれば、香港への『国家安全法』導入に対し、中国政府を批判する共同声明を欧米各国が出そうとしているのだが、これに日本も参加するよう打診されたにもかかわらず、日本政府は拒否したらしい。

 無論、共同通信に誤報がない訳ではないので本当のところどうなのかはまだわからないが、もし本当なら極めて遺憾である。物凄く腹立たしい。と同時に、「ほらな、やっぱりな」という感じでもある。いまの日本政府には、自由よりも民主主義よりも大事なものがあるのだろう。共同通信は欧米が失望していると報じているが、日本人だって失望する。習近平国家主席を国賓として迎える事が、そんなに大事か。

 政治家は目端が利いてナンボであろう。このタイミングを逸してどうする。いま動かないでどうするのだ。馬鹿なのか。中国との関係悪化を考慮しているつもりなのかも知れないが、そんなもん、こっちが配慮したって向こうの勝手な都合で悪化するのだぞ、意味なんかあるか。

 とりあえず、これが誤報である事を祈る。誤報なら共同通信を叩けば済む話だが、誤報じゃなければ政府を非難するだけでは済まない。えらい事になるのではないか。


 今年の秋に行われるアメリカの大統領選挙において、野党民主党の大統領候補がバイデン前副大統領に確定したそうだ。大統領候補としての指名に必要な、過半数の代議員を確保した事によるもの。8月に行われる民主党大会で正式に指名される。

 バイデン氏はトランプ氏とは違い、いかにもアメリカ大統領らしい大統領候補である。それが吉と出るか凶と出るか。世論調査ではバイデン氏がトランプ氏をリードしているという報道もあるが、選挙は蓋を開けてみないとわからない。

 もしいまこのタイミングで投票が行われれば、バイデン氏が勝つ可能性も少なからずあるのだろうが、秋には状況が変わっているかも知れない。さて、どうなる事やら。


 ロイターの報道によれば、トランプ大統領はドイツに駐留しているアメリカ軍3万4500人のうち約9500人を削減するよう命じたらしい。この9500人の一部はポーランドなど別の国に派遣され、アメリカに帰国する兵もある模様。

 実際これについて6日、ポーランドのモラウィエツキ首相は、

「われわれが行ってきた多くの話し合いの結果、移転されつつあるドイツ駐留部隊の一部が、ポーランドにやって来るよう心から願っている」(時事通信)

 と述べている。まあ首相が公に発言したのであるから、単なる個人的願望ではあるまい。すでにかなり具体的な話が決まっているのだろう。

 しかしこの話、日本は他人事ではない。まあ日本は中国やロシアに隣接しているという事実があるので、ドイツとは状況が違うのだが、それでもある日突然、在日米軍が削減されないとも限らない。それに備えておく必要はあるだろう。


 5日、ブラジルのボルソナロ大統領は、世界保健機関(WHO)からの脱退を検討すると表明した。

「米国は脱退(を表明)した。われわれも将来的に検討する。WHOがイデオロギーを排して活動しない限り、われわれも抜ける」

「国内の保健衛生について、部外者のおせっかいはいらない」(以上時事通信)

 と記者団に語ったそうなのだが、まあこれもトランプ大統領の真似だ。時事通信の記事には「同調した」と書いてあるが、そんな立派なものではなかろう。猿真似である。もし今秋の大統領選挙でトランプ氏が敗れたら、ブラジルはどの方向に進むのだろうな。


 5日、富山県警は65歳の無職の男を現行犯逮捕した。県外ナンバーの車に傷を付けた器物損壊容疑である。男は調べに対し、「県外から来ている人が新型コロナをばらまいていることに腹が立った」(読売新聞)と述べているのだそうな。

 人間は誰しも自分が正義の側に立ちたいと思うものである。そして正義の側に立ったと思い込んだら、何をしても良いと思うものでもある。それは極めて幼稚な考えなのだが、成人のうち少なからぬ割合の人々が、その幼稚な考えに支配されている。大人なんてたいして立派ではないのだ。


 内戦の続くリビアでは、サラージ首相率いる暫定政権『国民統一政府』とハフタル司令官率いる『リビア国民軍』とが戦っているが、暫定政権は4日、首都トリポリを完全に掌握したと発表した。リビア国民軍側も、トリポリからの撤退を認めている。

 これを受けての動きなのだろう、6日、リビア国民軍を支援するエジプトのシシ大統領は8日からの停戦を提案、ハフタル司令官はこれを受け入れた。しかし暫定政権側はいま有利に戦いを進めており、この停戦提案を受け入れるかは不明である。

 まあ長期間膠着しているのならともかく、片方が有利な状況での停戦は難しいのではないか。暫定政権としては叩けるうちに叩いておきたいと考えている事だろう。シリアではロシアとトルコが互いを牽制してそれなりに距離を取ったが、リビアの状況はシリアよりもっと複雑だからな、上手くは行かないのかも知れない。嫌な話だが。


 短いが、本日はこんなところで。あまり話題がなかった。

 暑い。それにしても暑い。いま外気温が28℃らしい。これから西日が差し込む時間帯になるから、室温はもっと上がるだろう。また冷房入れなきゃいかんか。はあ。

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