第193話 2020/4/24 本日休業

 本日は8時半起き。少し肌寒い。冬の寒さとは違うが、こういうときに風邪をひくのだよなあ。気をつけねば。


 本日はネタが何もない。固定資産税の納付書が市役所から届いたくらいしか書く事がない。そんな訳で休業。あとでコンビニに行ってくるか。


 テレビを見れば新型コロナの情報ばかりで、Twitterをのぞけば政府や政治家に向けた罵詈雑言が飛び交っている。ヤフコメもまとめサイトのコメント欄も、ギスギスした声ばかりだ。少しでも面白い、気楽に笑える、あるいは興味深いネタを探してはいるのだが、世界的に深刻な状況が広がっているためか、海外メディアにも暗い話題ばかりが幅を利かせている現状。何ともツラい。


 誰かを叩き、罵倒し、馬鹿にする事を娯楽にするのは、別段いまに始まった事ではないが、最近それが目立ちすぎな気がしてならない。みんなストレスを抱えているのだろう。それでいて面白い事を探そうにも、世の中全体が面白くなくなっているから、下手に面白がれば不謹慎だと言われてしまう。ネットでターゲットを探して叩くくらいしか、もうできる事がないのかも知れない。


 政治家や芸能人は叩きやすいからすぐターゲットになる。そしてその記事の下にぶら下がるコメント欄でも、みんな叩ける相手を探している。たとえば新型コロナにかかった芸能人の記事があった場合、少し前なら「もっと検査をすべき」派と、「検査を増やすべきではない」派の両方の意見が見られたように思うのだが、このところサイトによって意見が圧倒的に偏っている様子が多々見られる。たとえば5ちゃんねるの「なんJ系」のまとめサイトなどは「もっと検査をすべき」という声が大きく、ニコニコニュースなどでは「検査を増やすべきではない」という声が大きいように感じる。少数派の意見が馬鹿にされ集中攻撃を受けるのは、どちらも同様である。


 何だかもう、グッタリ疲れてしまう。もちろん別に誰かからニュースサイト巡りを強要されている訳ではないので、ただ虫けらが勝手に疲れているだけなのだが、何とも気が落ち着かないし、胸がザワザワするし、楽しくない。いろんなニュースを見て、いろんな事を調べ、いろんな事を考えるのが面白いのに、何もできなくなっている昨今。ため息ばかりが出る。とにかく一刻も早く、この災禍が通り過ぎてくれる事を祈るしかない。……通り過ぎてくれるのかねえ。


 昨日は録画してあった『刑事コロンボ 指輪の爪あと』を見た。ツッコミどころがまったくないではなかったが、その必要を感じさせない。文句なしに面白かった。初期の作品だが、この辺りからキャラクターやパターンが固まってくるのだろう。原作者が脚本を手がけているという事も面白い理由にあるのかも知れない。前作の『構想の死角』(スティーブン・スピルバーグの初監督作品である)では、やや尻すぼみな印象があったが、今作は最後の最後まで面白くて唸らされた。こういうミステリーが書きたいなあ。なかなかそう上手くは行かないのだけれど。


 昨夜もそこそこ書けた。1日平均700文字書ければ、週1更新できる。しかしこのたった700文字がなかなか書けないのだ。いまは集中力、空想力、妄想力、すべてが足りない。とは言え、できない理由を考えても仕方ないし、できないなりに頑張るしかない。この経験が何かの糧になると信じて。まあ、言うほど信じてはいないのだけれど。

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