第123話 2020/2/14 郵便とか
本日は9時半起き。昨日の反動か。まあ仕方ない。しかし暖かい。体が楽だ。このまま春になってくれれば良いのだが、そう上手くは行かないのだな、これが。もういい加減、冬には飽きているのだけれど。
あっ、日付を書き込んで気が付いたが、今日はバレンタインデーだな。家から出ない虫けらには何の意味もない日だが、せめて聖ウァレンティヌスの冥福でも祈るか。南無南無。
日本に郵便制度が生まれたのは、明治4年(1871年)3月1日なのだそうだ。前島密が制度を作り、東京大阪間を結んだのが公的郵便事業の始まりだという。もちろんそれ以前にも飛脚によって手紙は送られていたし、郵便事業の基礎となる制度はあったのだが、現代的な、一律料金の切手を貼るだけで手紙が送れるようになったのはここからだ。
イギリスで世界最初の近代郵便が開始されたのが1840年である。31年後というのは、いまの感覚では随分遅れている気がするが、情報伝達に時間のかかる当時としては、かなり迅速な対応であったのではないか。そもそも前島密が
郵便は誕生以来、いろんな物を送って来た。手紙や荷物、そしてそこに込められた人々の思いも送り届けてきたと言えよう。だがそんな良い物ばかりが送られた訳ではない。中には「そんな物を送るな」と言いたい物も送られている。たとえば脅迫状や炭疽菌や爆弾などである。
2018年にはアメリカで、オバマ元大統領などに小包爆弾を送付した男が逮捕されている。このときはトランプ大統領に批判的な人々に爆弾が送られたが、そのトランプ氏の側も、2016年の大統領選挙前には次男の元に白い粉と脅迫状が送られたりしている。どっちもどっちである。昨年2019年には日本のメディアや製薬会社に青酸カリの粉末が送りつけられた事件があったのを覚えている方も多かろう。
これらの事件と並んで覚えられる事になるだろうか。12日、オランダのアムステルダムにあるABNアムロ銀行に爆弾の入った手紙が送りつけられた。また同日、オランダ南東部ケルクラーデにある日本の事務機器メーカー、リコーの事業所でも手紙爆弾が見つかり、さらに13日にはオランダ中部ルースデンにあるアメリカの情報システム大手ユニシスのオフィスでも手紙爆弾が見つかったと現地警察が発表している。爆弾はいずれも爆発しなかった。これらの企業にはビットコインを要求する脅迫があったという。
事ほど左様に、郵便は脅迫者にとても便利なシステムと言って良い。それはすなわちテロにも簡単に使えるシステムである。信書の秘密は大事だが、ある程度中身がわかるようにしないと、いずれ大きな被害を生む事になるのではないか。郵便を送られる者だけではなく、携わる者全体の安全を考えれば、何らかの配慮は必要に思う次第。
13日に明らかになったところによると、南極の北側、もうちょっと北に行けば南米大陸の先端に届く位置にあるシーモア島で、南極史上最高気温の20.75℃を観測したらしい。もちろん、「だから温暖化が進行しているのだ!」と主張するのは短絡的に過ぎる。これがずっと続けば間違いなく温暖化のせいなのだろうが。
とは言え、何らかの気候変動が起こっている最中である可能性は少なからずあるのではないか。いかにいま南極が夏だからと言って、20℃以上というのは暖かい、いや暑すぎる。人間が原因かどうかは別として、気象の大きな変化に対し準備をすべき前兆現象なのではないかと思わなくもない。
まあ、本当に大きな厄災は、前兆もなしにやって来るのかも知れないが。
大変に短いが、本日はこんなところで。ネタが全然ないのだ。
そろそろ確定申告が始まる。光熱費くらいは計算しておかないとな、と思ってはいるのだが、なかなか腰が重い。もう21世紀になって随分経つ。銀行から引き落とされる公共料金くらい、マイナンバーと結びつけて自動的に申告書に記録されてもいい頃ではないか。政府は何がやりたくてマイナンバーカードなど作らせたのかと毎年思うところ。
昨日は2000文字弱書けた。今日は反動が来るかも知れないな。まあ、それも計算に入れて頑張ろう。
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