第98話 2020/1/20 NHKとか

 本日は8時半起き。まあまあと言える。小鳥の宿の仕事も無事終了したし、ほっと一息。しかし夕食に食う物がもうラーメンしか残っていない。買い物に行かねばな。何を食おう。ずーっと餃子だったし、またおでんか。レパートリーの狭い事よ。


 NHKは日本放送協会の略称であり、我が国の公共放送を担っている。NHKの公式サイトによれば、公共放送とは、

「営利を目的とせず、国家の統制からも自立して、公共の福祉のために行う放送といえるでしょう」

「NHKは、政府から独立して 受信料によって運営され、公共の福祉と文化の向上に寄与することを目的に設立された公共放送事業体であり、今後とも公共放送としての責任と自覚を持って、その役割を果たしていきます」

 との事だ。しかし、その「公共の福祉」とは如何なるモノかを誰がどう判断するのかについては明確にされていない。やっている事を見る限り、「NHKの放送しているモノこそが公共の福祉である」と言いたいのではないかと感じてしまう。

 また、NHKは受信料で運営されていて、税金は投入されていないと言う者が居るが、それは国内放送に限定された話だ。海外向けのNHK国際放送には国から交付金が支払われている。国際放送は国の要請によって行われるため、というのが建前であるものの、その交付金が国際放送以外にビタ一文流用されていないかどうかはわからない。決算報告書とかを細かく読み解ける人ならわかるのかも知れない。だが、虫けらの頭では難しい。

 そんな公共放送であるNHKは、以前から言われている事であるが、中国が大好きだ。BSなど見ていると、中国関連の番組をしょっちゅう再放送している感がある。また過去には、防衛庁からやめるよう言われたのに、中国中央電視台(CCTV)からの要請で自衛隊の基地を上空から撮影したのではないか、という疑惑が持ち上がった事もある。武漢で発生したコロナウイルスによる肺炎が日本で検出されたときにも、患者が中国籍である事を当初報じなかった。

 事ほど左様に中国が大好きな公共放送NHKであるから、今回の事も、さもありなんと思ってしまう。

 三菱電機が大規模な不正アクセスの被害に遭ったと朝日新聞が報じた。「機密性の高い防衛関連、電力や鉄道といった重要な社会インフラ関連など官民の取引先に関する情報が広く流出した恐れがある」そうで、三菱電機はその手口などから「防衛関連の機密情報を主に狙う中国系のサイバー攻撃集団『Tick(ティック)』が関与した可能性があるとみている」そうだ。

 これを受けてロイターやブルームバーグも同様の内容を報じている。つまり中国の関与を匂わせる記事を書いているのだ。しかしそこは天下のNHK、抜かりはない。遅れてNHKで報じられた内容からは、中国の文字もTickの文字も、きれいさっぱり消え去っている。

 これが日本の公共放送である。何と素晴らしい。日本国民から受信料を巻き上げて、一部の業務には税金を投入されていながら、日本人ではなく中国に配慮した報道に尽力しているのだ。これが危険だと思わないのは、あまりにも鈍感ではないか。

 公共放送は必要である。その点について虫けらには異論はない。だが、それがNHKである必要はない。現在のNHKは解体すべきだろう。別に『NHKから国民を守る党』から小遣いをもらった訳ではない。もちろん、くれるんならもらうが。とにかく、NHKは危険な方向に進んでいる。自分たちの利益のために真実をねじ曲げる公共放送は要らない。危険の芽は早急に摘み取るべきではないかと考える次第。


 15日、中米の国パナマにある先住民の村で、『神の新光』と称する正体不明の宗教団体が警察の強制捜査を受けた。10人が拘束され、15人が救出されたという。どうやらこの宗教では生け贄の儀式を行っていたようで、16日には妊婦1人と1歳から17歳までの子ども6人の遺体が埋められているのが発見されている。この妊婦の父親は、拘束された容疑者の1人だ。

 目撃者によれば、悪魔払いのために聖書で子供を殴っていたというから、おそらくはキリスト教系のカルトなのだろう。しかしこれをキリスト教の問題と考えてはいけない。どの宗教でも、一部のカルトはこういう方向に走るものである。宗教というものそれ自体が、常にこういう傾向を内包していると考えるべきかも知れない。

 また、パナマだからこういう事が起きたのでは、と考えるのも間違いである。昨年の10月には、アメリカで悪魔払いのためと称して、6歳の男児の口に熱湯を流し込んで殺した男が逮捕されている。どこの国でも起きる事なのだ。もちろん日本でも似たり寄ったりの事は何度も起きた。

 虫けらは超自然的な事のすべてを否定している訳ではないし、宗教的な思想や戒律が社会に与えた影響も知っている。それは悪い事ばかりではない。なので宗教を全否定するつもりはまったくないのだが、新興宗教はやめておけ、と思う。

 既存宗教の多くは過去に様々な経験を積み重ねる事で、いろんな意味で洗練されている。変な方向に暴走した連中を押しとどめたり、排除した事が何度もある。それを繰り返しながら現在まで生き残っているのが既存宗教である。

 対して新興宗教の多くは、その経験が足りない。積み重ねもノウハウもないから、変な方向に暴走し始めても、止め方がわからない。まして既存宗教の始祖は軒並み既に死んでいるのに、新興宗教では生きている場合が多々ある。この始祖が暴走を始めたら、信仰という名の催眠状態に嵌まっている連中は、付き従うしかないのだ。

 なのでもし神仏にすがりたいという気持ちになったとしても、何とかして既存宗教に救いを求めるようにした方が良い。家から近いから、とか、知り合いが参加しているから、とか、名前を聞いたことがあるから、とか、教団本部が立派だから、とか、そんな理由で新興宗教に入る事だけは絶対に避けるべきであると考える次第。


 イギリス王室の主要メンバーを引退し、経済的に自立する、とぶち上げたヘンリー王子とメーガン妃であったが、いわゆるHRH、「His Royal Highness/Her Royal Highness(殿下)」の敬称を使う事が禁じられ、公的資金を受け取らない事で決着した。事実上王室メンバーからの離脱であり、今後はほぼ一般人となる。

 なのでまず、市民権を得る必要があるそうだ。しかしイギリスで市民権を得ようとすれば、相応の期間イギリスに腰を落ち着ける必要がある。カナダやアメリカでも同様であろう。まあメーガン妃はアメリカの市民権を持っているはずだし、カナダの市民権も持っているのでは、という話もある。この先ヘンリー王子はメーガン妃主導で生きていくしかないのだろう。まあ、それも良いのではないか。

 19日、ヘンリー王子は慈善団体のイベントに出席し、演説で、

「私たちの希望は、公的資金を受け取らずに女王やイギリス連邦、イギリス軍に仕え続けることだったが、残念ながらそれは不可能だった」

「ワクワクしていた、希望もあった、そして(イギリスに)仕えようと思っていた」

「なので、こうなってしまったのは非常に悲しい」

「妻と自分のために決めた公務引退という選択は、軽いものではなかった」

「何年も大変な思いをした後に、何カ月も話し合った。自分が常に正しかったわけでないのは、自覚している。しかしこれについては、本当に他の選択肢がなかった」(以上BBC)

 と、述べた模様。まあ、覆水盆に返らずである。こうなってしまったものは仕方ない。父親のチャールズ皇太子からの支援は受けるそうだし、しばらくは生活に困る事もなかろう。頑張っていただくしかないのではないか。


 中国の習近平国家主席が18日から2日間ミャンマーを訪れていたが、ミャンマーの公用語であるビルマ語でFacebookに投稿された記事が英語に翻訳されるとき、「習近平」が「Mr Shithole」になっていたのだそうな。Facebookによれば、同社のビルマ語の翻訳データの中に習近平という言葉がなく、似た発音の言葉に置き換えられてしまったという、技術的な問題らしい。Facebookはこれを謝罪している。

 そう言えば2年ほど前にアメリカのトランプ大統領がハイチやエルサルバドル、アフリカ諸国などの国を「Shithole」のような国と発言した事があったな。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881308419/episodes/1177354054884915322

 もしかしたら大国とShitholeは切っても切り離せない関係なのかも知れない。


 今日はこんなところで。昨日は2500文字ほど書けた。まあまあ進んだ。今夜も何とか頑張りたい。

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