第48話 2019/12/1 ながら運転とか

 本日は7時起き。午前中に買い物にも行けたし体調は良い。

 さて12月。令和元年もあと1ヶ月で終わり。早いな。まだ半年しか経ってない気分だ。実際そうだけど。


 今日12月1日より、改正道交法が施行され、「ながら運転」に対する罰則が強化された。まあ虫けらですらスマホを持っている時代だからな、厳罰化は当然と言えば当然の流れである。運転中のスマホ操作など危険極まりない。これを厳しく取り締まる事で不都合が出るとしたら、出る方が悪いのだ。

 運転中に通話やスマホ画面を注視した場合「携帯電話使用等(保持)」となる。違反点数は従来の1点から3点に引き上げられた。反則金は原付で従来の5000円が1万2000円、二輪車で6000円が1万5000円、普通車で6000円が1万8000円、大型車で7000円が2万5000円と引き上げられ、罰則は「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」である。

 スマホの通話や画面の注視で交通の危険を生じさせた場合は「携帯電話使用等(交通の危険)」となる。こちらの違反点数は従来の2点から6点に引き上げられた。つまり一発で30日の免停である。そしてこの交通の危険の場合、反則金の設定がない。すなわち違反即刑事手続きとなり、従来「3月以下の懲役または5万円以下の罰金」だった罰則が、「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」へと引き上げられている。

 2013年には2038件だったスマホの使用などに起因する事故件数は、2018年には2790件、約1.4倍に増加している。スマホを使っていなかった場合と比較して、死亡事故の割合も2.1倍になるそうだ。まあ警察の発表したデータなので、警察に都合の良いように数字が操作されている可能性はあるが、スマホに意識の向いた運転など、客観的に見ても安全なはずがない。厳しく取り締まられてしかるべきだろう。

 もちろん、警察が信用できないという意見はあるとは思う。今回の罰則強化も、それに伴って摘発の厳密化や平等化が進んでいるかと言えば、それはない。相変わらず警察官の印象で決まってしまう側面がある。警察官に黒だと言われたら、スマホを操作した証拠など皆無であっても覆せない。それが将来的な改善点であるのは間違いないと言える。しかしそれでも、やはり「ながら運転」は減らさねばならないのだ。

 たとえ仕事の連絡でも、運転中に危険な操作はしてはいけない。ましてゲーム中に事故を起こして人を殺したりなどすれば、もう目も当てられない。何とか今回の法改正で事故件数が減ってくれれば良いのだけれど。


 一昨日ロンドンでテロを起こし、射殺された男の情報が公表された。どうやらアルカイダ系の末端らしい。ISが犯行声明を出していたら大恥をかくところだった。

 しかしこの男、昨日も書いたがテロ関連の容疑で勾留されて仮釈放中であり、おまけに犯罪者監視用の電子装置というからGPSタグだろうと思われるが、それをつけたまま犯行に及んだらしい。たった1つの例で全否定するのはフェアではないとは言え、効果的な運用とは難しいものなのだなあと思うところ。


 同じく一昨日オランダのハーグで起きた刺傷事件では、35歳のホームレスの男が逮捕されている。こちらはテロではなかった模様。テロじゃないから構わない訳ではないのだが。


 北朝鮮外務省の日本担当副局長が30日の談話でこう述べたそうだ。

「安倍は本当の弾道ミサイルがどれかを遠からず、それも非常に近くで見ることになるかもしれない」

「無知と愚昧ぐまいを完全にさらけ出した安倍首相にぴったりな言葉だ」

「世界がわれわれの今回の試射についてロケット砲試射と正しく評しているが、ただ一人安倍だけがロケット砲をミサイルと言い張っている」(以上時事通信)

 まあ要するに北朝鮮の『超大型ロケット砲』を日本政府が『弾道ミサイル』としている事が気に入らんという訳なのだが、わざわざ朝鮮中央通信から発表するような談話か、これ。便所の落書きかと思うレベルだ。何ともつまらん連中である。


 ペルーで29日、アルベルト・フジモリ元大統領の娘ケイコ・フジモリ氏が釈放された。2011年の大統領選挙でブラジルの大手建設会社オデブレヒトから不正な選挙資金約100万ドル(約1億円)を受け取っていた容疑で2018年の10月に逮捕され、最近はマネーロンダリングの容疑で拘束されていた。釈放はされたが捜査は続行される模様。

 極めて政治的なニオイのプンプンする逮捕勾留であるが、かといってフジモリ氏が真っ白という事もないのではないか。もし次の大統領選挙で万が一フジモリ氏が当選するような展開になれば、現政権の関係者は徹底的に粛正され叩き潰されるであろう。そしてこの逮捕自体が間違いであったと上書きされるのだ。まあ、ありがちな話である。


 南米ついでに1つ。スリナムの軍事法廷は29日、1982年に政敵15人を処刑したとして、現職のボーターセ大統領に懲役20年の判決を下した。大統領は現在中国に外遊中、近く帰国の予定らしいが、さて帰れるのか。何の準備もなしに帰国すれば逮捕である。今回の動きをクーデターだと非難して外国に亡命政府を設立する、なんてところで落ち着くのではないかと思う次第。


 全体的に短いが、本日はこんなところで。

 金がない金がないと言いながら、『ガンバの冒険』のDVDブックを買ってしまった。でもこれはなあ。たぶん死ぬまでに1回は見直したいと思うはずだからなあ。仕方ないなあ。と、自分を無理矢理納得させる。

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