小島

【小島/小山田 浩子】


日常に潜む、認知しきれない法則や事象についての短編集。


川上弘美さんっぽいな、と思っていたら

作中に蛇を踏むという本のタイトルが出てきて、

ちょっとニヤニヤしちゃいました。


川上さんの蛇を踏むは

家族、とりわけ母と娘の関係についての印象が強かったのですが、

こちらの物語は

事象に含まれる読み解ききれない法則性についての印象が強く残りました。


なにかありそうで、

実は何もなさそうだけど、

きっとどこかで何かしらが繋がっているのでは、

と考えさせられながら読了。

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