【GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)/アダムグラント】

利益の争奪戦を勝ち抜き勝者と敗者を生み出し続けるよりも、

利益を大きく膨らませてからそれぞれの取り分を増やして分け合っていく方が最終的には利益は大きい。

ギバー（惜しみなく人に与える人）の行動は相手の利益を考えたものが多く、相手と信頼し協力し合うことが出来れば利益は増大する。

ただ、もしもその相手がテイカー（自分の利益を優先する人）だった場合、

搾取され尽くされることもままある。

しかしギバーが自己犠牲の精神（相手の心に共感して）で動くのではなく、

他者志向性で（相手が求めているものが何なのか、頭のなかを推論して）

動くことができれば、

搾取されるのを防ぎ、さらには搾取しようとする相手との敵対を避ける対策を考える余裕にも繋がる。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい