今日も倉庫で×××
櫻井カイト
第1話
今日も池内会社の倉庫から
何かが重なり合う音と「…っ」と小さな声が聞こえる・・・
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「お帰りなさいませ、ご主人様♥」
日曜日、橋本海人に誘われて眞邊陸也が二人でメイドカフェへ。
無理矢理連れてきた海人は店内に入るなり「わりぃ、ちょっとトイレっ」
・・・一人にするなよ・・・と半ばうつむきながら待つ陸也。
「メニューをお持ちしました」
少し視線を上げるとメイド姿の女の子の大きな胸が見えた・・
・・・なんかちょっとエロ・・
イヤイヤ・・可愛いな・・・視線をもう少し上げ、顔を見て驚く
「えっ、上野さん!?」
「眞邊くん!?」
翌日、上野メメから会社の倉庫に呼び出された陸也。
「お願い、誰にも言わないで!」
「どうしてあんなことを?」
「昔からコスプレが趣味で・・・今はメイドにハマってるの」
と恥ずかしそうに可愛く笑うメメ。
「そっか、うん、誰にも言わないから安心して」
「ありがとう!昨日も橋本くんに見つからないように教えてくれてくれたし、
眞邊くんって優しいね」
あ・・、なんか今ドキッとした。
メメは続ける。
「あのね、昨日のお礼を何かさせて欲しいなって」
「たいしたことしてないし、別にいいよ」
結構律儀なんだなと、関心する陸也。
「・・・眞邊くんって、・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・おっぱい好き?」
「・・・!?」
えっ、なんで急にそんなことを?ここは動揺を見せずに冷静に
「な・・なっ・なんで急に?」
うっ、しまった、ぜんぜん冷静に言えなかった。俺のバカ・・・
「昨日、おっぱいにすごく視線を感じたから☆」
気づかれてた・・・ハズい・・ちょっとうつむく陸也。
「あっ、いいの、男の人はみんな好きだと思うよ」
フォローされてなんだか余計に恥ずかしい・・・
「・・・だからね・・昨日のお礼に・・触ってもいいよって」
「・・・!!?」
思わずメメの大きな胸を見てしまう。
シャツの上からでもふっくらと柔らかそうな・・・
・・・いやいやいや、でも、そんなの・・・いいのか?
メメはゆっくり陸也の両手を掴む
「お礼にならないかな?」と言いながら大きなふくらみの上に手を置いた。
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