第6話「今?」

 「♪」

アリスは机の上にぺったりと体を付けながらスマホを見ている。


「めずらしいねアリス、君が小説んでるの書く方が好きなのに」

チェシャー猫はアリスに声をかける。


「うん、最近気づいたの[タグ]とか[ハート]とか付けてくれた人の小説読めるって」

アリスは検索すると言う発想が無かった。


「気付くの遅すぎないかいアリス?」

ベルのマークの所にペンネームが出るのは知ってたよ(エヘン!)。



この物語はフィクションです。

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