第150話 左手
【N50.左手】わたしには左手しかない。世界を見るときいつも左手しか見えないのだ。左手には長く曲がりくねった道がある。みんなの行かない道がある。左手に進むのはとってもわずか。でもね、わたしは左手が好き。左手でしかできないことが好き。左手からこぼれ出るものが好き。 #140SFP
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