第6話、片瀬浩一就寝

宿の中。


女は2階、男は1階と別けられ、俺は4つある部屋の中から奥の右側の部屋で武器も装備品もそこら辺に置き、すぐさまベッドに入った。




真っ暗の中一人でいると、さっきのリーサの話を思い出してしまう。




俺も父親を亡くしたから少なからず、リーサの家族を失った悲しさが分かる。




そして、故郷を思うと母親のことを考えてしまう。


今頃俺を探してるんじゃないか……


そして、今まで引きこもっててゴメン。




リーサの話を聞いて俺がどれだけ良い環境にいて甘えてたかが分かった。




だから、朝が来たらいつもの日常に戻ってて欲しい。


そんなことを考えていたら、いつのまにか眠りについていた。
















このあと、何が起きるかも知らずに……

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