二代目召喚聖女の受難 ─使命を終えるまでセーラー服は脱げません─

世界観・キャラクター設定

『二代目召喚聖女の受難』の設定メモです。

ちょいネタバレを含むので、読みたくない人はスルーでもちろん大丈夫です。

せっかく考えた設定なので、有効活用出来たらいいなと思ってます……(゜∀゜)アヒャ

◆世界観

勇者に討伐された魔王が最後の力を振り絞って放った瘴気が今もなお残る世界。

勇者と共に討伐に向かった異世界からやって来た少女（後の聖女）が、元の世界に帰還する前に聖なる力で瘴気を抑えたものの、

あれから二五〇年封印が弱まったのか近頃瘴気が濃くなり魔獣の凶暴化による問題があちこちで起きている。

聖鞠の世界とは時間の流れが違う。

日本での一日経過→十日経過

日本での一年→十年

十倍

THE魔法ファンタジーな世界

レアス（EARTHのアナグラム、REATH）

魔法や魔法による発展が盛ん。

精霊と共存。

魔法使いは皆精霊と契約している。

各属性の特徴

・補助系は光または水

・アクティブ系は炎、風

・守護系は大地

複数契約を結んでいる術者ほど力がある。

契約の証に精霊石をアクセサリーにして身に着ける。

魔法使いや騎士などの戦闘職、聖職者、研究者は最低限必須のスキルとして

『ステータス』『アイテム』『鑑定』の三つが必要。

ステータス→その名の通り、対象のステータスを確認する。

アイテム→異空間に自身専用のアイテムボックスを創り、そこから出し入れする。回復薬や素材などのみ、家具や人など大きいものは入れられない。

鑑定→正体不明のアイテムや道具、物の状態を確認するスキル。

極めれば呪いや罠、魔法効果の有無まで分かる。

※聖鞠の『オールチェック』はステータス、鑑定が一緒になったもの。

登場人物

天河聖鞠（あまかわひまり）

25歳

茶髪のワンレンロング→ワンレンショートボブ

母譲りのダメンズウォーカー。好きになった男は大体最低だった。

秘密の社内恋愛をしていたが、相手が実は部長の娘と婚約したことが発覚し振られた。

（相手は現在17歳の高校生、18歳の高校卒業を待って結婚予定）

性格はしっかりしているようで、割と抜けている。何事にも一生懸命。

母以外の親族とはワケあって縁を切っている。（母は聖鞠が１５歳の頃、祖母は２０歳の頃に他界）

聖鞠のスキル

召喚された時点で聖女用のスキルは付与されている。

◆聖魔法ホーリーライト　

周囲を温かな光で包み、瘴気や邪気など全てを払い浄化する。レベルが上がれば範囲が広がる。

◆聖魔法セイントアロー

『聖なる矢』で対象を射抜き、そのものに取り憑いた魔物などを追い出す。普通に攻撃としても使える。レベルが上がれば、対象を追尾可能。

◆聖魔法オールキュア

状態異常含め怪我も完全回復させる。傷跡ひとつ残らない。レベルが上がれば、一度に複数人を回復させられる。

◆オールチェック

アイテムの鑑定、罠や呪いの有無、対象のステータス確認全てが一緒くたになったもの。

（本来はそれぞれ個々にスキルを習得しなければならない）

ステータスは相手の状態（何が原因で異常をきたしているのかなど）や身長体重も全てが確認できる。

◆オールアイテム

異空間に自身専用のアイテムボックスを創り、そこから出し入れする。人や生き物は入れられないが、聖鞠は何でも入れられる。鞄いらず。

◆加護付与

聖鞠のセーラー服の加護を、対象に付与することができる。時間制限あり。

◆全言語理解

あらゆる言語全て翻訳無しで理解できる。魔獣や動物、精霊の言語も。今なら英語もフランスも理解可能。常時発動スキルなので、聖鞠の言葉も相手が理解できる言語に変換されて相手の耳に届いている。

アストライア・フォン・エステル

25歳。

レアスを統治するエステラ王国の第一王子。先王が二年前に他界し、長らく王座は空席だが、実質彼が王様。王位継承をしないのは世界の問題を解決、瘴気に当てられ病に倒れた妹ミーティアの回復を待ちたいから。

というのは建前、国王となるには聖騎士の称号が必要。その試練を受けていないため王位継承が出来ない。

シスコン、腹黒。しかしイケメン。

金髪に夕焼けのような橙色の瞳。

婚約者がいたが、ミーティアが倒れたのをきっかけに婚約発表延期の申し出をしたところ、反発された。

しかし国のためと我慢していたが、相手の不貞をつきつけて（公にはしなかったものの）婚約破棄。

相手はその後意中の相手と結婚したらしい。

ミーティアが倒れたのは、アストライアを庇ったから。

瘴気に覆われてしまったため避難を余儀なくされた人々が仮住まいするキャンプに慰問に訪れた際、瘴気が地面から噴出。

光魔法で兄を庇い、代わりに自分が瘴気を受ける形になった。

以後、意識不明のまま今も眠っている。

王子モードのときは『私』、プライベートでは『俺』、従者モードの時はアステルと名乗り一人称は『僕』とそれぞれ使い分けている。

◆小指の指輪

魔法石が嵌められた指輪。

アストライアは風・水・火・地の精霊と複数の契約を結んでいる。

つまり、凄い魔法使い。

◆変装用魔法具『幻見（げんみ）グラス』

掛けると別人に見せられる眼鏡。魔法属性は光と水でそれぞれの魔法石が装飾されている。

魔法の素養がある相手には通じない。