第2話 共同生活
家をしばらく空けている間に侵入した犬や猫たち。
どうやって家に入ったかを調べる為、家中を隅々までとことん調べる。
「ベランダもちゃんと施錠されてるな。二重ロックもされてるから、このベランダから、侵入した可能性は極めてひくいな。次を探そう。」
1階、2階のベランダを調べたものの、施錠がきちんとされていた。
流石に犬や猫たちがベランダの施錠を解除出来るとは思えないし、鍵の位置が高いので人の力などを借りない限り開けるのは不可能。
次に各部屋の窓の施錠をチェックしたが、こちらもベランダと同様にきちんと施錠がされていた。
その後も、あらゆる部屋の窓など侵入の可能性がある所を徹底的に探したが、有力な部屋は見つからなかった。
「今日はここまでにしよう。仕方ないから暫く、この犬や猫たちと共同生活になりそうだな。
無理矢理、家から追い出すのも可哀想だし。」
翌日は犬や猫たちが荒らしたと思われる家具などの片付けを敢行。
被害は受けていないものの引き出しの中に入っていた紙などがあちこちに散乱。
その紙には犬や猫たちの可愛らしい足跡がキレイに残っていた。
家を留守にしてたら… @noritaka1103
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