人形


「バキューン!」

なんとも可愛らしい音だった。飛んできた弾丸が私の胸を貫く。私は糸の切れた操り人形のように重力に従い崩れ落ちた。

「お母しゃーん!!」

私を撃ち抜いた4歳の息子が慌てて駆け寄ってくる。


さて、どのタイミングで起きようか。





*友人からのお題

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る