萌え豚、母になる。
猫田パナ
えぴそーど、いち。 はじまりのごあいさつ。
はじめまして。ここを見てくれてありがとう。
猫田パナと申します。これからよろしくね。
消費増税でてんやわんやの今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
私も日中はしがないサラリーウーマンとして働いていますので、少してんやわんや、しています。
それでなんだか、ちょっとずつ疲れて、元気がなくなっていたのです。
それで気持ちを綴る場所が欲しくて、ここに勝手にエッセイを書くことにしたのです。
私は今、薄暗い台所でこの文書を入力しています。なんで薄暗いのかというと、隣の部屋で一歳の一人娘が寝ており、隣の部屋と台所を隔てる扉の一部分が光を通してしまうような作りになっている為、台所をあまり明るくするわけにいかないのです。
ちなみに夫はGACKTではないのですが暗闇を好む性質があり、我が家は平均すると薄暗い場合が多いです。夫は間接照明にも凝っていますから、薄暗い部屋に蝋燭を模した照明がゆらゆら揺蕩っている場合が多いです。
実を申せば私は薄暗いのがそんなに好きではありません。薄暗いと物が見えづらくて、眼鏡を何度も眉間に指で押し付けてしまいます。学習塾ぐらいにパアっと明るいほうが色々鮮明に見えていいように思います。
でも夫の理論によれば、部屋は暗い方が目に良いのだそうです。夫は家事育児にそれはそれは前向きに積極的に取り組んでおり、何事にもマメな性質で、行動力があってクリエイティブな面もあり頑張り屋で、つまり良い部分がとても多くてこれからも末永くよろしくお願いしたいので、本当は私は暗い部屋が目に良いとはあまり思えていないのですが、暗い部屋も許容していこうかなと思っています。
話が脱線してしまいました。とにかく今、台所は暗くて、隣の部屋で一歳の娘が眠っているのです。
突然ですけど皆さん、一児の母っていったらどんな人を想像しますか?
私は数年前まで、一児の母といったら自分とはかけ離れた人間だと思っていました。
私は数年前まで、自分は今後結婚も出産もしないだろうと踏んでいました。平日には仕事から帰ると唐揚げを食べながらビールを飲み、アニメを見ては泣いていました。そしてほとんど友達付き合いもない中、趣味で小説を書くことに時間を費やしていました。
でも数年前、本当に偶然、夫と出会い、とんとん拍子で結婚し、すぐに妊娠したのです。
妊娠が分かったときの私の気持ちは不安しかありませんでした。
私のような人間が、どんな母親になるのか、想像がつかなかったのです。
会社のおっちゃんにも「オマエ子供育てられるん?」と言われたほどです。
大きなお世話だなと思ったので「あったりめーよ、母性溢れてっから」と言い返してやりましたが、心の中では不安でいっぱいでした。
そんな私が出産し、育児が始まり。
ペットはおろか草花さえも育てたことがないのに人間の赤ちゃんのオムツを変えて、沐浴をして、ミルクをあげて。
それを毎日繰り返して、娘は無事、一歳になりました。
本当は妊娠についても出産についても赤ちゃんの育児についても、書きたいことはいっぱいあるのです。皆さん知ってます? 妊娠ってすごい身体の具合悪くなるんですよ! ドラマのつわりの表現は簡単すぎます! 私は一か月、梨と氷とウィーダーインゼリーしか食べられなかった上、それらも吐いてしまうほど酷いつわりだったんです! 体重もみるみる減って一時的にガリガリになりましたよ! 生きているのがやっとのことぐらいの具合の悪さでしたよ!
もしも電車でマタニティーマークをつけた人を見かけたら席を譲ってあげてください! その人はお腹が大きいだけじゃなくて体調が悪い可能性が高いです! 私は臨月まで立ちくらみや腰痛でずっと体調が悪かったですから!
それに、出産も、赤ちゃんを育てるのも、それはそれは大変で!
でもここでは、その事はこれくらいにしておいて。
あ~、長くなっちゃったから次回からになっちゃうけど、娘と私の日々のことを書いていきたいなと思います。
こんなに読んでくれてありがとう。
それでは次のエピソードでまたお会いしましょう!
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