第23話 彼女とベロチュッ見られた。

廊下を走るなと習った事を今、

走りながら思い出した。

飲んだものは出るようになっている。


汁物も、大好きだから

佳代さんの分まで貰ったし、

お茶も、お高いお茶でそれ相当な

お味、穂花も美味しいと唸っていたぐらい。


「あー膀胱炎、膀胱炎、膀胱ーー炎‼」

口ぐさみながらWCへと急ぐ。

お茶は利尿作用が半パねー、

健康にいいはずだワ。


“うおーい、やった“WCのマークを見つけ勢いづく。


ん?

女子トイレの入口の先の方で若い

男女の抱き合う姿が見え・・・る。

〃マジかよ〃


モジモジしながらWww行きにくい!

他のトイレ探す暇がない!

陽和の膀胱にはそんな余裕は無い‼

ガマンできない・・・し‼


時と場所考えてほしい。

それとも変態?

女の子も断ればいいのにー💢


その間にも、チュッチュッチュッチュッ、D生チューー初めて見た‼


そそくさと後ろ向きに走りトイレに

無事IN ふーっ(๑-﹏-๑)シアワセ〜



出ようとしたら、な、な、なんと・・

2人のワールドは範囲を広め激しく

抱擁。トイレの近く迄接近?

“ま、まさかぁ﹏‼そこ迄やる?“


女の子は首に抱きついて、ピッタンコ、彼氏は彼女をしっかり.°ʚギュッ♡


遂に彼氏は彼女のお尻を

なでなでなでなで

彼氏は、はああああぁぁぁと

発情期特有の呼吸。


“此処でやる?“

トイレでヤルつもり?

ラブホ行けよ。

ピピと、ララだって、✋待て‼は

出来 る、大好きな犬用チーズを、

ヨダレは 出 すけどマテは出来る。


あんたらは出来んのか?

飛び出るチャンスを伺いじーーっと

見る。


彼氏が方向をかえ、傾きをかえ

ヂーュュユッ、遂に薄目を開けた。


じ━━━━━━━━━━━━━つ‼

ジ━━━━━━━━━━━━━ツ

━━━━━━バチ━━━━━━

━━━バチンバチンバチン━━━

彼と視線があった時、彼がチュパーンとキスしてた口を外した。


━━━━━お互いボーゼン━━━


「“ あああ、アンタは、慶一道ー‼“」


「うわぁーっひ、陽和ぃー」

そのお叫びで

今までの熱烈な、

発情期の盛り上がりは

ザバ----------------ンと水を

かけられたように断ち切られた。



「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙💦

違う違う違う」

慶一道はチュッパチュッパしていた

彼女をドーンあ、ゴメン

ぶり投げてヨロヨロヨロと手をあげ

近ずいてきた。


「うわぁ━━━汚ーーい。

きも━━━━━い‼」


陽和はドン引きしながらBARへと

走りさった。

相手の子は、陽和より年下。

この間のラブホのオネーサンとは

違っていた。


あー、ああゆうのがサル、サルって

いうんだ、獣か、誰でもいいのか?

愛なんて、必要ないのか?


〈〈ちがーうちがーう、〉〉〉

陽和ー陽和〜 オオォォォーイ!



背中に慶一道の気持ち悪い叫びが

聞こえていた。しかし止まらない!

止まりたくない!走る走る走る‼


〃ハアアアァァァッ〃

慶一道は

うんこ座りをして項垂れていた。

女の子は、シラケた様子で

慶一道のケツを蹴り上げ、イテーッ

帰っていった。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る