♀火山はやっぱり人気スポット?
うぅぅぅ・・・
とても気になる。
クラリアスが調べてた事、どうなってるのかすごく気になる・・・。
同行したら邪魔になるのを理解してついて行くの我慢したけど、すっごく気になる!!
あれからもう2週間、何の連絡もないし・・・・・・。
レーティアはとうとう痺れが切れた。
私も人間界に行く!
そう決心したレーティアは王にその旨伝えるべく大広間に向かう。
大広間手前の廊下を曲がったら、傷だらけのザルババがいた。
「ザルババ!?どうしたのその怪我?」
「あぁ、これは姫、ちょっと人間界に遊びに行っできたんですが、おふざけが過ぎたようっす」
「人間にやられたんですか?」
ゾルババがひょこっと顔を出した。
「勇者ですよ・・・あれは多分。ハイエルフもいましたから」
「リョウマがいたのですか?」
ザルババとゾルババは顔を見合わせた。
「そういえば名前聞いてないな・・・」
「確かに・・・。ただあの状況で聞けたとは思えませんけどね」
「でも、魔族と歩み寄りたいとか寝言をほざいていたな、あのカス野郎」
!!!
「恐らく勇者ですね。私もリョウマの口からそのような事を聞きましたから」
「あいつは一体なんなんです?」
「うぅぅ・・・私にもよく分からなくて」
「まぁいいか。とりあえず大将に話だけしてくるっすよ」
「私も王に話があるので一緒に行きます!」
ゾルババはレーティアの"話"と言うのにピンと来た。
「話・・・人間界へ行くんですね?」
!!!
「なんでわかったんです!?」
「直感ですよ!」
ゾルババはニッコリ微笑んだ。
「なら、私たちよりも先に姫が王に合われた方がよろしいでしょう」
「なぜです?」
「私たちの報告を聞いた後だと、人間界へ行かせて貰えなくなるかもしれませんよ?」
あっ・・・・・・
思わず声が漏れた。
「ありがとう!」
「いえいえ。頑張ってください」
そう言うとザルババと、ゾルババは顔を見合せて一旦部屋に戻ることにしたようだ。
レーティアは足早に王の元へ向かった。
大広間に着くとドアをノックし中へ入る。
「おぉ!レーティア、どうしたんだ?」
「お父様、単刀直入に申し上げます」
「な、何だ藪から棒に・・・」
「私、クラリアスを追いかけて人間界に行きます!」
王は特に考えるでもなく怒るでもなく即答で答えた。
「気をつけてな」
とだけ答えた。
レーティアは思っていた反応とは全く違ったことに拍子抜けしたのか少し困惑していた。
「あ、ありがとうございます」
「あんまり目立つ様な事はするなよ」
「はい!」
レーティアはとても嬉してくキレのいい返事をした。
早速部屋へ戻り出発の準備をした。
・・・・・・。
でも、どこへ向かえば良いのやら・・・。
こないだは火山でリョウマと出会ったので、あそこへ向かえばリョウマがいるかも・・・。
ひょっとしたらそこからクラリアスの足取りが掴めるかも・・・。
レーティアはあれやこれや考えを巡らせていた。
よし!
とりあえず火山に行こう!
早速ワイバーンを借り、魔界の門に向かって飛び立った。
やっぱりワイバーン、楽しいな!
そうこうしているうちに魔界の門に到着した。
「おや?これは姫様、お1人でこのような所へどうされましたか?」
「はい、クラリアスに用があり人間界へ行きたいのです」
「それはそれは、かしこまりました。で、人間界のどこへお繋ぎすればよろしいですかな?」
「あ、クラリアスは人間界のどこへ行ったかわかりますか?」
門番は少し困った顔で答えた。
「クラリアス様はご自分で魔界の門をコントロール出来ますので、ご自身で操作されてました。ですので私にはクラリアス様がどこへ行ったか分かりかねます・・・」
「そうでしたか。では、人間界の火山の洞窟に繋いで頂けますか?」
「それはこないだと同じところでよいのですかな?」
「はい!とりあえずそこから辿ってみようかと」
「かしこまりました」
そう言うと、門番は門の横にある魔法陣に向かって何かを始めた。
すると、門は不思議な光に包まれた。
レーティアはその光の美しさに少し見とれていた。
「姫様、接続完了しました」
あっ・・・
「ありがとう。では行ってまいります」
「お気をつけて」
レーティアは魔界の門を潜った。
━━━━━━。
火山だ。
こないだ来た火山の洞窟の中にでた。
まずは、人間の町に向かい情報収集といきましょう。
そう思うと洞窟の出口へ向かった。
!!!
なにか来る!
レーティアはなにかゾワゾワする感じを覚えた。
何やらカチャカチャ沢山の音がする・・・
これは鎧を着た兵士が歩いているような音??
「魔力反応増大!何かいるみたいです!」
!!!
ヤバい人間の兵士達だ!
「誰かいるぞ!」
「おい!お前!動くんじゃない!」
レーティアは考えた。
この場を力でねじふせて突破することは難しくない。
しかし、その後色々とややこしい問題の傷跡が残ってしまう。
姿は人間と変わらないので、大人しく言うことに従い変な波風を立てないよう振る舞い流れに身を任せる。
すっとぼけて知らん振りで押し通す。
いずれにしても、人間たちとの接触は回避できなさそうだ。
「あ、怪しいものじゃありませんよ!」
「こんな所で1人なんて怪しいに決まってるだろ!一体何をしているんだ!」
「あ、いや、その・・・・・・」
「答えられないのか!?よし、やつを拘束しろ!」
「待って待って、言います、言いますから乱暴しないで・・・」
兵士たちは止まった。
「実は人を探してまして・・・」
「こんな所に人がいるわけないだろ!適当な事言ってるんじゃない!捕まえろ!」
「あーーだから待ってくださいって、私の探している人は私の兄で考古学者なんです。その兄が研究でこの火山にいてるはずだったんですが、いざ来てみたら見当たらず途方にくれていたところなんです」
「学者か・・・。確かにこの周辺地は魔族との戦いがあった場所でお偉い学者さん達がよく来る場所ではあるらしいがな」
「そうなんですよ。それが家を飛び出したきり何の連絡もないので、心配になって来たわけです」
「ふむ・・・」
「なら、この魔力計が反応しているのはどう言うわけだ?」
「あ、えっと、それは多分これです」
そう言うとレーティアは首飾りを外して見せた。
「これは兄が私にくれた御守りなんです。これには守護の魔法がかけられた物だと聞いています。これの魔力に反応したんじゃないでしょうか?」
レーティアは適当な事嘘を着いて誤魔化した事に内心ヒヤヒヤしていた。
「魔力アイテムか。今我が国でも魔力に関係する不穏な動きがあるらしくて、ピリピリしているんだ。全く紛らわしい事はやめてくれ」
「ご、ごめんなさい」
レーティアは内心ホットした。
「隊長!」
「なんだ大きな声で」
「その、この魔力数値がおかしくて・・・計器の故障でしょうか?」
何やら兵士が持っていた魔力計がレーティアに反応していたようだ。
「見せてみろ・・・・・ ・!?」
「よ、495万7千だと!?」
「おかしいでしょ?」
「495万と言ったら、あの勇者が倒した魔王クラスの数値じゃないか!?」
レーティアはビクッとした。
隊長はレーティアに向かって戦闘態勢をとった。
「ひーーちょっと待ってください!!きっと機械の故障ですよ!」
全兵士がレーティアに向かって戦闘態勢をとった。
そして、隊長は腰の刀に手をかけ腰を落とし、鞘をやや上向きに構えた。
「機械の故障かどうか試せばわかる事だ!」
そう言った瞬間、隊長の刀は鞘から抜き放たれ、レーティアの頭上から高速の唐竹割りが襲いかかる。
その剣速は一流の武人でなければ影を見ることも出来ない程のとてつもない速さだった。
しかし、レーティアの目にはその剣筋が子供の遊びかと思えるほどにゆっりに見え、体を軽く半身逸らし、難なく交わした。
「!!!」
隊長の目付きが変わった。
「だから誤解ですって!」
「五階も六階もあるか!俺の太刀筋は余程の者でないと見きれん高速の抜刀述だ!」
!!!
レーティアは何とかやり過ごす予定だったが、強行突破せざる負えなくなってしまったと内心大きなため息をついていた。
「銃士隊は前に出て一斉射撃!剣士隊はやつを逃がさないよう通路に壁を作れ!」
「「了解!」」
兵士たちは一斉に返事をすると素早く指示通り行動した。
さすが訓練された兵士たちだ。
全く隙がなく突っ切る間がなかった。
うう、人間を殺す訳には行かないしこれは参ったな・・・・・・。
ここは、速さと力で強引にあの人の壁に突進して推し通るしかないかな・・・。
そう考えた瞬間レーティアは力を溜め、人壁に向かって高速突進した。
ドォぉぉン!!
隊長の横を通り過ぎようとした瞬間、隊長の体当たりを喰らってしまった。
レーティアの高速突進を止めるくらい、すごい威力のチャージだった。
そこ勢いでレーティアは壁に叩きつけられた。
痛てててて・・・
この人結構強いかも。
簡単には逃がして貰えないか・・・・・・。
「貴様何者だ?」
「だから兄を探しに来た」
「茶番はいい。何者なんだ?」
「あなたもしつこいですね。何回聞かれても兄を探しに来ただけの、ただの人間です」
「・・・・・・ただの人間・・・か」
隊長の雰囲気が変わった。
「???」
「人間なら人間相手に自分の事を"ただの人間"なんて言うわけないだろ!」
あっ・・・やっちゃった・・・。
レーティアはとても悔しそうな表情だ。
もう殺るしかないのかなぁ・・・・・・。
「ねぇ隊長さん」
「なんだ?諦めて大人しく捕まってくれると楽なんだが」
「全員死ぬのは嫌でしょう?なので1つ提案があるのですが」
レーティアの雰囲気が変わった。
隊長はそれを感じとり、言っている事は嘘ではないと悟った。
「なんだ?」
「私とサシで勝負しましょう。そしてあなたが勝ったらそのまま私を捕まえる事ができる。私が勝ったらあなたがた全員の記憶を"破壊"してこの場をさり、今の事はなかったことになる。どうですか?」
「その申し出断る理由はない。いいだろう・・・。ただ、記憶の破壊とはどういうことか?」
「都合の悪い部分の記憶だけを消すなんて器用な真似出来ませんので、ココ最近の記憶を破壊します」
「・・・・・・」
「あれですよ、勝てば問題ないんですよ!私は負けませんけど」
「・・・そうだな」
「大丈夫命までは取りませんから」
「随分舐められたもんだ」
「では」
そう言うとレーティアは隊長を異空間に連れ込んだ
「・・・空間転移か・・・初めての体験だな」
「ここなら気兼ねなく戦えます」
レーティアは、大きく後ろへ飛んだ。
「さぁ始めましょう」
隊長は腰のポーチから小瓶を取り出し中の薬を飲んだ。
「悪いが貴様の力が計り知れんのでいきなり奥の手使わせてもらうぞ」
「それはなんです?」
「"マッドネスリレイサー"と呼んでいる薬だ。眠れる私の力を暴走させる薬だよ。あくまで私の中の潜在する力だ、卑怯だとは思わんでくれ」
そう言うと、さっきまでとは桁違いのスピードで迫ってきた。
は、速い!
隊長はその超スピードからの居合切りを放ってきた。
レーティアは不意をつかれて驚いたが苦もなく居合切りをかわす。
斬撃が避けられた隊長はその勢いでレーティアを通り過ぎた。
びっくりした・・・思ったより強いかも・・・
そう思った瞬間、隊長の体が反転し、レーティアの背後から体をひねり、回転しながらの斬撃を繰り出してきた。
レーティアは思わず剣を抜き斬撃を防いだ。
「ほー、剣も使えるのか」
隊長は斬撃が防がれたことに驚くでもなく平然としていた。
「隊長さん魔法耐性ある?」
「さあどうかな」
"カオスインフェルノ"
そう唱えるとレーティアから漆黒の炎が生まれ、隊長を焼き殺そうと襲いかかる。
もちろん殺すつもりでは無いので威力は弱めてある。
隊長はポーチから1枚の御札のようなものを取り出した。
それをふたつに破ると隊長の周りに不思議な光の壁が現れカオスインフェルノを防いだ。
「隊長さんアイテムを駆使して戦うタイプなんですね」
「ああ、俺は魔力を持ってないからな」
「最初の質問でそう答えていたらこんな事しなかったのに」
「貴様は変なやつだな」
「成り行きでこうなったとは言え別に敵ではありませんからね」
「本当に変なやつだ」
「こんな可愛い女の子に向かって変なやつ変なやつ言うのは失礼ですよ!」
「本当に変・・・・・・まあ、しかし、この闘いに白黒つけねばいかんのだろう」
「そうですね」
「・・・俺の負けだ。力の差がありすぎる。貴様の力はまだこんなものでは無いはずだ」
「そうですね。本気を出してしまうと確実に殺してしまいます」
「何が殺すだ、この辺一帯消し飛んでもおかしくないだろうに」
「あははは・・・・・・」
レーティアは苦笑いしていた。
「記憶を破壊する前に本当は何者なのか教えてくれんかね?」
・・・・・・。
「そうか言えんか」
「私はかの魔王の娘なんです」
!!!!
「馬鹿な、魔王の娘だと!?有り得ん、そんなことは絶対に有り得ん」
「そう思うのも無理ありません。私達も生き残るために、そう思わせるよう仕組んだのですから・・・・・・」
隊長は左肩の肩当を外した。
その左肩には何か紋章のようなものが描かれていた。
「その紋章は?」
「これは魔王に忠誠を誓ったものの証だよ」
「え?」
「私は魔王に忠誠を誓った人間なんだ。正しくは忠誠と言より親友と言うべきか
か・・・私はマグニスと言う」
「どういうことですか?」
「私はあの戦いの真実を知ったのだ。もちろんそれを訴え愚かな戦を止めたかったのだが、たかが一個隊の隊長風情の言葉なんて聞く耳を持つわけもない。なので、魔王側に付き愚かしい人間たちを粛清し、人間としての責任を果たすつもりだった。ところが魔王は女王に喰われなく亡くなり、その女王さえも殺された。魔族は滅んだとばかり思っていたんだ」
「そうでしたか・・・。本当の事を話してくれてありがとう。お礼という訳ではありませんが一つ良い話をいたしましょう」
「良い話?」
「魔王は生きてますよ」
!!!!
「それは本当か!?」
「はい。父は魔界にて健在です」
「おぉぉぉ!」
隊長は大粒の涙を長しなが喜んでいた。
「姫よ、私を王に合わせては頂けないだろうか」
「えっとー・・・私個人としては良いのですが、その、魔界の人達が人間の事をどう言うかは・・・」
「・・・そうだな・・・」
「それに私は今は少し用があって人間界に来ているので・・・・・・」
隊長はとても残念な表情だ。
隊長はふところから一つの首飾りを取り出した。
「なら、魔界に戻り、王にこれを見せてくれ」
そう言ってレーティアに首飾りを渡した。
「これは?」
「これは魔王の角の欠片で作った首飾りだ。魔王が亡くなった・・・いや、そのあの時に魔力は完全に失われ、今ではただの角の欠片でしかないが自分の角だ、見ればわかると思う」
「わかりました。お預かり致します」
そう言うとレーティアは隊長の首飾りを受け取った。
レーティアは隊長の記憶は破壊しなくても良いと思った。
ただ、兵士達の記憶だけは破壊しとく必要がある。
「マグニスさんの記憶はそのままにしておきます。ただ、兵士達の記憶は破壊させていただきますね」
マグニスは目をつむり少し考え答えた。
「私の記憶も破壊してくれ」
「えっ?」
意外な言葉にレーティアはキョトンとした。
「こんな世の中だ、どこの誰が私の記憶を探り、あるいは自白させるかわかったものじゃない。私がきっかけで王を窮地に追いやる事になるかもしれん。災いの芽は摘んどいた方が良い」
・・・・・・。
レーティアも少し考えた。
「破壊するのは直近の記憶だけなんだろ?王との日々を忘れるわけではなかろう」
「わかりました。ただ、私との事も忘れてしまうのですが良いのですか?」
「・・・・・・」
「王との繋がりである姫の事を忘れるのは名残惜しいかな・・・」
少し無言の時間が続いた。
「こう、何か私の意思で記憶破壊のスイッチを入れるようなことは出来ないものか?」
「それなら可能です!」
「ならそうしてくれないか?」
「分かりました」
そう返事をするとレーティアはマグニスの足元に向かって両手をかざし魔力を込めた。
マグニスの周りに赤い光のサークルが現れた。
「今から起動スイッチをセットします」
サークルの中は真っ赤な光で溢れマグニスの姿が見えないほどだった。
"・・・・・・頭の中で声がする"
"「デムド」これが起動スイッチのワードです。セットした今を基準に前後数日の記憶が消し飛びます。もちろん消えた記憶を取り戻すことは出来ませんので"
"ああ、わかったありがとう"
と、その瞬間何も無かったかのように光は消え去った。
「手間を掛けさせてしまったな。名前を聞いても良いだろうか?」
「はいレーティアと申します。あと・・・みゆと言う名もあるようです」
「みゆ?」
「はい!その話はまた機会があれば」
「ああ、わかった」
「では元の空間に戻りましょう」
そう言うと先程の火山の洞窟の中に戻った。
それと同時にレーティアを中心に大きな光のサークルが展開されていた。
辺りが真っ赤な光に包まれた。
光が止み気がつくと、そこにレーティアの姿はなく、隊長を除く誰もがレーティアの存在をおぼえていなかった。
「やはり魔力の反応は火山に住む火の精霊のイタズラかなにかだろう。何も無いことが確認できたので街に戻るぞ」
隊長がそう言うと兵士たちも続いて洞窟を後にした。
フーー、とりあえず何とかなった。
しかし、王と繋がっている人間がいるとは想像もしなかったな。
と、首飾りは大事にしまっておかないと・・・・・・しまう所がない。
仕方ないので首から下げておこう。
そうして首飾りをつけると、なんだかとても懐かしいような温かさを感じた・・・・・・気がした。
と、こんな事してる場合じゃない。
クラリアスを探さないと!
そう思いながら洞窟野良出口へ向かって進むのだった。
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