第7話
俺達3人が守屋グループに入ってから事件が起きた。松原グループの頭松原寿樹が岩崎グループに襲われ病院送りにされたと言う。そしてこのことを知った松原グループのメンバーは激怒し、当然のことながら岩崎グループを襲い出し抗争に発展したのである。そして現在、俺は八坂さんと共に松原グループの幹部である森田と学校の近くにあるゲーセンで話をしている。
松原グループの幹部森田は頭である松原が入院しているので現在頭代行である。森田はゲーセンの奥にあるパチンコ台に座ってタバコを吸いながら言った。
「今、岩崎グループと戦争中なんやけど守屋グループの幹部が俺になんのようや?」
「松原おらんけんって調子乗っとんちゃうぞこら」
森田に同調して同じく幹部の沢渡が言った。
「そんな喧嘩越しに言うなや安心せいや」と八坂さんは言う。
「安心しろやと。こっちは松原やられて岩崎グループとの抗争にイライラしとんや」
と沢渡は顔に青筋を浮かべながら言う。
「落ち着け沢渡。話くらい聞いたろやないか」と森田はなだめるように沢渡に言った。
「3日前松原襲ったんは岩崎の奴ら以外にもおったんを知っとるか?」
と八坂さんは言った。森田の眉が一瞬ビクッとなった。
八坂さんは目の色を変えて言った。
「お前らんとこの深山が」
八坂さんがそう言うと沢渡が八坂さんの胸ぐらを掴んで言った。
「おいてめぇ。ふざけたこと言ってんじゃねぇよ。深山がそんなことするわけねぇだろが八坂てめぇぶっ殺すぞこら」
「沢渡手ぇ離せこら最後まで話聞けや。続けろ
八坂」
森田が沢渡にそう言うと沢渡は胸ぐらから手を離した。
「
「嘘やろ」と森田は咥えていたタバコを地面に落としていった。
「
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