『はとさん』
やましん(テンパー)
『はとさん』
あまりに血糖値があがり、こりゃ、のんびりと、お話し書いてる場合じゃないぞ。
と、思い、3キロ先の電気店まで、歩いて行きました。
帰りがけに、国道の高架下を、小走りしたり、歩いたりしながら、ふと見上げ
ると、はとさんが、高架の橋げたに5羽、とまっています。
「おお、あれは、なかよしさんですなあ。」
と思いつつ、10メートルほど行くと、こんどは、1羽だけが、今にも突っかかって落っこちそうな、小さな隙間にとまっています。
「まあ、よりによって、あんな狭いところに無理していなくてもよさそうなものを。きと、やましんと同じ、孤独派なんだろうな。」
そう気にしながら見ていると、20メートル間隔くらいで、はとさんが一羽ずつ同じように、わざわざ、狭い空間にとまっています。
「はあ・・・・はとさんの世界は、自由でいいですなあ。」
5週間がかりで、血糖値や中性脂肪、そもそも、体重を落とさなければなりません。
命がかかっているし、11月には、久しぶりにフルートのソロをしようか(お金出してですよ!)と思っているので、書く方は控えようかな。
そもそも、今日もまた、夢の中で、元職場の方から、『きさま、仕事が出来ぬ!なぜ、できぬ! もう、医者が言った、仕事緩和期間の6か月は過ぎた!』、と、かなり叱られたので(そもそも、今は、ご本人には、またく、関係ありませんけれど・・・)、やはり、『この世に、やましんは、役立たずであるなあ、はとさん以下だ。』と、思いますし。
いやいや、あれで、はとさんも実は、ものすごく大変なのかもしれないなあ。
************ 🕊 ************
『こちら、ハト・サブロ。本部に通信。』
『ぴ~~~。こちら地域本部!』
『当地域、要注意人物やましんさん。ただいま通過。右手に火器厳禁の掃除用スプレー所持している。凶器になりうるが、火元は所持せず。どうぞ。』
『本部了解。そのまま、追尾せよ。』
『了解しました。では、ハト・サブロ2号以下により、自宅まで追尾。どぞ。』
『確認。政府サイトには、データ送付。以上』
『確認しました。ハト・サブロより、通信終了。さようなら。』
『ああ、さようならは、いらない。』
『すみません、転属直後でつい、前職場のくせが・・・・』
『よい。以後気を付けなさい。』
『はい、すいません。・・・・・・・やれやれ、失敗しちゃった。お、やましんさんが立ちどまって、なにかを、スマホで書き始めたぞ! ハト・サブロ2号! どうぞ・・・・・』
ハト・サブロは、今日も、多忙なのである。
******************** 🕊 おしまい
『はとさん』 やましん(テンパー) @yamashin-2
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