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第1話(改訂版)」への応援コメント


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    自主企画から来ました。猫犬鼠子です。気になった箇所があったので報告します。

    〈瓶と壜〉『その壜の中には、』『瓶の底に』というように『ビン』という言葉が同一段落上で二つの漢字で表されているので、どちらかに統一する手もありかもしれません。
    『この仕事に就いてからというもの回数が格段に上がった』
    間違いではありませんが、
    〈代替案〉『この仕事に就いてから格段に多くなった』と書くと、『回数』という言葉を省けます。
    『リシャールがデスクに戻ろうとすると、モノクルを掛けていた女性に声をかけられて耳元に剃刀をあてがわれたようでごくり、と唾を飲んだ。』
    二文に分ける手があります。
    〈代替案〉
    『デスクに戻ろうとすると、モノクルを掛けていた女性に声をかけられる。耳元に剃刀をあてがわれたようで、リシャールは、ごくり、と唾を飲んだ。』

    単純な誤字脱字は少なかったのですが、文章が途中で捻じれている箇所が幾つか見受けられました。狙ってそのような書き方をする作者さんもいるので、それだけでどうこう言うわけにもいかないのですが、一度声に出して自分の文を読んでみると、文章のねじれは少なくなると思います。(たいていの場合、一文を二文に分割すると捻じれは消えます)


    〈感想〉
    『イマイチ学校のような馴染めないところ』
    比喩というのは、登場人物自身でさえ知らない心の闇を映し出す、鏡になる気がします。個人的には、将来的に勤めることになる職場は学校のようだったらいいのになあ、と思っていたり。俗にいう、アットホームな雰囲気とやらには及ばないまでも、相互利益の関係性ではなく、無条件に受け入れて欲しい。恐らく実際は、職場と言うのは、労働に対して対価を与えるだけの場所で。ミスがあれば口には出さずとも責められるし、繰り返せば肩身は狭くなる、そんな温かい家庭とはかけ離れたところなんでしょうが。そこに、私の居場所はあるんでしょうか。なんだか課程を修了して、働き始めたら、自分が世界の何処に居ればいいのか分からなくなりそうで怖い。(感想で愚痴っちゃってすいません)

    作者からの返信

    アドバイスや細かい点の指摘、ありがとうございます。その指摘を元に少し手を加えてみました。

    こういう意見をいただけると冷水ぶっかけられた気分で、非常にありがたいです。

    勢いで書かないと書ききれなくて、尚且つ見直しという習慣がなかった自分自身を叩き直していきたいですね(--;)


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