黄昏喰いのヘイリュー

用語・人物紹介

＊用語＊

【ミトラ】

異世界に跋扈する不可思議な生きもの。虫型、爬虫類型、哺乳類型、アメーバ型など様々な形態をしており、それぞれ独特の生活環を持っている。

人間に対して友好的なものもいれば、人間を捕食するものもいる。

知能が高い個体は人語を理解するが、人語を話すことはできず「ミトラの言葉」を話す。ミトラの言葉は人間には理解できないが、なぜか零夜だけはミトラの言葉を解しミトラと意思疎通をすることができる。

【イマジア】

異世界の住人たちが使う不思議な能力。その種類は個人によって千差万別。手を触れずにものを動かしたり、汚れた水を浄化するなど生活に密着したイマジアが最も一般的。

＊登場人物＊

【真糸零夜（まいとれいや） / Reiya Maito】

十七歳・男性

出身：日本　関東地方

現代日本より異世界に迷い込んだ男子高校生。生まれつき右目全体を覆うような痣がある。共に異世界に迷い込んだ親友、理仁（りひと）を探し、元の世界に戻る方法を探すために旅をしている。

やや内向的ではあるが人と関わるのは嫌いではない。ミトラの言葉を理解できる。

【キヤ・グ=タウンジー / Kiay Gh Taunggyi】

十九歳・男性

出身：？

異世界で零夜が出会った旅の青年。

快活にして豪放で、やや好戦的な性格。異世界に迷い込み、途方に暮れていた零夜を助けた気の良い人物。

十五の頃からひとりで旅をしており、様々な土地の様々な風習をよく知っている。雑な言動からか、ミトラにはあまり好かれない。

イマジアは、自分を起点として放電する能力。

【ティエラ・スチェスカ / Tierra Sutjeska】

十六歳・女性

出身：ゼーゲンガルト領　西の平原

アランジャ族という遊牧民族出身の少女。

髪と瞳に、この世界では「女神に祝福された色」とされる青色を持つ。おっとりとしたのんびり屋で、ミトラともそこそこ仲良くなれる。

イマジアは、乳白色の骨のような素材で、剣や盾などを生成する能力。