【ほのぼのパーティーがダンジョンの地下6階から地下90階まで落ちました】後編

SEN

【ほのぼのパーティーがダンジョンの地下6階から地下90階まで落ちました】後編

【ほのぼのパーティーがダンジョンの地下6階から地下90階まで落ちました】後編

台本:SEN  声劇7人台本(性別はお好きにどうぞ) 所要時間:約30分


使用する際は必ず説明欄や詳細文などに『作品タイトル・台本URL・作者名』の明記をお願い致します。


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※アドリブ等はストーリーを捻じ曲げない程度であれば大歓迎ですw

※多人数劇の為兼役でも可能です!楽しく演じてください。


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キャラクター紹介


剣士  :フィン  ・・・強くなりたいとは思っているがその日暮らしもいいかと半ばあきらめている剣士。愛刀の大剣「大根真っぷた丸」を持つ 熱血・天然・愛すべきバカ


魔法使い:テム   ・・・生活に役立てるため魔法を覚えた、火をおこせればいいとだけ考えている、杖使いがうまい。冷静・ツッコミ役


僧侶  :ミゥ   ・・・擦り傷を治せるぐらいの治癒魔法は使えるが2回だけ 血が苦手 毒浄化魔法だけが何故か会得できない 天然・ボケもツッコミも


商人  :ガヴィウス・・・お金に目がない 盗賊のほうが向いているのでは……戦闘では死んだふりをする 陽気・自由気まま


七英雄の一人 :シリアス(男)・・・七英雄の一人【速騎(ハヤキシ)】の名を持つ 主人公たちを買いかぶってしまう。真面目だがどこか抜けている。


四賢者の一人 :ルファニア(女)・・・四賢者の一人【癒神(イヤガミ)】の名を持つ 冷静かつ冷徹な大僧侶。だが天然。


地底王    :アヴァ   ・・・地下ダンジョンの王。容姿はあどけない子供にしか見えないが最強。ステータスは全てを振り切っている。本名がとてつもなく長い。







【ほのぼのパーティーがダンジョンの地下6階から地下90階まで落ちました~後編~】

台本:SEN


配役↓

フィン   :

テム    :

ミゥ    :

ガヴィウス :

シリアス  :

ルファニア :

アヴァ   :




本編ここより↓




シリアス

「ハッ!シュタ……前回のあらすじをこの私、七英雄の一人、この速騎のシリアスが!させていただこう…フッ」


ルファニア

「あら、いままであらすじなかったのに、さすが後編ね」


シリアス

「そりゃそうだろう…後編だけ声劇してみろ?意味わかんねぇぞ?あと中編からかぁなりぃ時間が空いてるからなぁ…忘れてる人、いちゃうんじゃないのか、NA☆彡」


ルファニア

「確かに…ってかシリアス…キャラ変わってません?…んんぅっ…では私、四賢者の一人、癒神のルファニアもお手伝いさせていただきます」


シリアス

「よぉし、たのむぞ!ルファニア」


ルファニア

「では少し長くなりますが千文字以内にまとめて、私が、この私だけがすべて、伝えましょう」


シリアス

「うん、俺いらないって遠まわしに言ってる?」


ルファニア

「そんなことないですよ~?コホンッ…ほのぼのとした4人が暗黒の地下世界90層まで落ちてしまった…果たして4人の運命やいかに!」


シリアス

「あー…二行で終わった~…千文字やーい」


フィン

「あーもぅ!違う違うそんなんじゃない!ちゃんと筋肉使ってぇ!」


ミゥ

「脳筋は下がれぃ!そうですよお二人とも!なんですかそのお気楽な感じは!」


シリアス

「いや…合ってるだ、ろ?☆彡」


ルファニア

「どこが違うっていうんですか?」


フィン

「全部だ全部!仕方ねぇな、お手本を見せてやる!…ミゥが!」


ミゥ

「はぁ?私!?こんの馬鹿筋肉!全身筋肉!あらすじも言えないの?」


フィン

「肉の荒いスジは取っておくことをおススメするぞ!キリッ」


ミゥ

「まじで脳ミソどうなってんだこいつ」


フィン

「とぅんく///」


ミゥ

「何ときめいてんのよ埋めるぞおい……ハッ!?キャラが崩壊する!!いけないいけないぃ私は可愛くて純粋で無垢なミゥちゃんよ頑張らなくては♡」


フィン

「4人は襲い掛かるモンスターをちぎっては投げぎちっては投げそれはそれは恐ろしいモンスターも一太刀!やーさすがフィン様~と黄土色の歓声が鳴りやまない!会場はスタンディングオぺレーションの乱気流に包まれ90階にたどり着いたんだっ!」


ミゥ

「はい嘘ー!違いますー嘘ですー6層まで落ちて6層から転移の罠で90層まできちゃったんでしょ!もぅ!それとところどころ何か間違えてるし黄土色は嫌!!!」


フィン

「うむ!そうともいうな!」


ミゥ

「まじ…こいつと話するの疲れるんだけど~」


フィン

「では一通り紹介したからさっそく本編行こうか!」


ミゥ

「はぁ…気を取り直していきましょう!それでは!!!ほのぼのパーティーがダンジョンの地下6階から地下90階まで落ちました~後編~スタートです!」


アヴァ

「ぜってぇ見てくれよな!」


フィン

「誰?この子」







フィン

「しかし90層とはな…もぅ未知の世界だな。筋肉がまちょまちょするぜ」


テム

「気を引き締めないと…命がいくつあっても足りないまちょね」


ミゥ

「さっきから何なのその語尾。あ~怖いです~」


ガヴィウス

「わーーーーー!!!…ちょ…まてまてまて…そ、そこらへんの壁から出てる鉱石…これアレキサンドルライトじゃないのか!?うっわ……そそそその横っ…オオオオオオオリハルコーンじゃないのかっ!?やべぇやべぇえっ!!」


フィン

「アレキ?なんだって?アレキサンダー?」


テム

「一人だけテンションおかしいな眼が金だし耳まで金だよ」


ガヴィウス

「お前アレキサンドルライトの値段知って言ってんのか!?オリハルコーンの価値知ってんのか!?」


シリアス

「アレキサンドルライトが拳サイズで相場1万4千リア、オリハルコーンが3万リアだな」


ミゥ

「えええぇぇぇ!?私の一日の給料が7リアだから…えーっと」


ガヴィウス

「この石っころ一個でお前の2000日分…」


ミゥ

「た、た、たたった、たたたたったたくさんほほ掘ってもっも持って帰りまましょう?!!!」


ガヴィウス

「いえすまいろおおおおおおどぉぉおおお!!」


フィン

「持ちきれないものはオレ飲み込むからさ!胃にも袋ってもんがあるらしいから!」


ミゥ

「うん!バカだから助かる!!!飲み込めぇぇぇ!!」





ルファニア

「なんだか…やっぱり」


シリアス

「あぁ…伝説者ではなさそうだな…しかしここまで来れているのは事実…どういうことだ」


ルファニア

「どういうことなんでしょうね…転移魔法で来てましたからね」


シリアス

「あぁ…まだ謎は深まるばかりだ」


フィン

「んぁ?お二人さーんなーに話してんの?外側頭直筋の話?」


テム

「どこの筋肉だよ気になる!何やら神妙な顔つきだな…何かあったのか?」


シリアス

「ぃや…なんでもないんだ…それより先を急ごう…もぅすぐ誰も到達したことのない最下層かもしれないんだ」


フィン

「ぉぉなるほど!じゃぁ気を引き締めないとだな!胸鎖乳突筋をしっかり動かしてぇえ!?深呼吸深呼吸!!すーーはーーーはい!」


ミゥ

「いいですね!落ち着きそうです!!すーはー」


ルファニア

「気を引き締めないとですね…そろそろこの空気でさえ無理でしょうし…」


ガヴィウス

「ん?空気が無理?へ?」


ルファニア

「酸素は少しありますが毒が混じってきています。あまり吸い過ぎると…あ」


フィン

「う…うう」


ミゥ

「も、もぅすこし…早く…言ってください…1分前でも間に合った…」


ルファニア

「体が麻痺してきて最悪死にます(にっこり)」


テム

「怖いことをあっさりと…」


ルファニア

「ちゃんと治しますよ~即解毒魔法ケアティア!てぃろりん♪」


ミゥ

「…お、おおお治りました!さすがです!ん?あれ?フィン?」


フィン

「うぅぅ…」


ルファニア

「まさか…治らないなんて!どうしてっ?」


フィン

「うぅぅ……さっきの石吐きそう…」


テム

「あ、まじで飲み込んだのかこいつ」


ルファニア

「まぎらわしいな…しかしよく無事だな?よし先を急ぎましょう(にっこり」


シリアス

「そ、そうだな」







ガヴィウス

「ここからは俺とテムが90階から99階まで起きたことを話すぜ!」


テム

「うむ、何かとその方が都合いいからな」


ガヴィウス

「だな!いやーそれはもぅ死闘も死闘!死闘とたまにお金!まじやばかったなあれは!」


テム

「死闘というか…あれはもう死に祭りだったな…」


ガヴィウス

「敵の数が半端なかったな…なんだっけ…なんかでかいカマキリみたいなやつが一番印象強いな俺は、うん」


テム

「お前アレに100回近く首飛ばされてたもんな…そのたびにルファニアさんがくっつけて…地獄絵図だったなあれは」


ガヴィウス

「あいつ額にオリハルコーン付いてんだもん仕方ないよね!あんなに死んだの、俺初めてだっ!」


テム

「そりゃそうだろうよ!俺とミゥはシリアスさんの背中に隠れてなんとか生きてたけどフィンもひどかったなー」


ガヴィウス

「あー…なんであいつあんなに真っ二つになってたんだろうな!縦にも横にも」


テム

「あんなに人間の断面図見たのはじめてだ」


ガヴィウス

「そりゃそうだろうよ!!真っ二つにされた瞬間にくっついての繰り返しだったもんな…最初は見れたもんじゃなかったけどさー?どんどんおかしくなってきてさーw」


テム

「ルファニアさん最初はやれやれ仕方ありませんね~って微笑んでたのに最後は死んだ魚の目して虚無だったもんなぁ」



ガヴィウス

「そんなこんなでようやく地下99階手前まできたんだよな!」


テム

「うむ!よし、それではスタジオにお返ししようか、スタジオのミゥさーん?」


ミゥ

「はいこちらスタジオのミゥです!えーと…結論からいうとですね…大ピンチです!!」


ガヴィウス

「なんですってぇ!?何がどう大ピンチというのでしょうかぁ!?」


テム

「そこを何とか…何とか頑張っていただいてもろて」


フィン

「今こちらはこの台本に似つかわしくない緊迫ムード!大変なことになっておりますよぉぉ!?」


ガヴィウス

「なんだってぇぇ!?それではいったんCMです」






アヴァ

「やぁやぁよく来たねぇ人間共♪僕を倒しに来たのかい?」


シリアス

「子供…?」


ルファニア

「あなたが地底王なの?」


アヴァ

「うんーそうだよーっ♪」


ルファニア

「えー……これも幻惑?めっちゃ可愛い幼児にしか見えないんだけど」


シリアス

「いや……見た目で判断するな…さっきのやつらのような感じ、やも知れん」


アヴァ

「しっかしよ~くここまでこれたね~?人に会ったのは久しぶりだよー!外の話聞かせてぇ?」


シリアス

「まて、こちらから一つ聞かせろ」


アヴァ

「んー?なーに?」


ルファニア

「坊やがこのダンジョンの王?倒すと願いをかなえてくれるという…」


アヴァ

「そーだよー?そんなことよりぃ~外のお話聞かせてよ~!」


シリアス

「……力ずくで聞いたらどうだ?」


アヴァ

「ん?力ずくなら話してくれるの~?じゃぁ握手しようお兄ちゃん!」


シリアス

「フンッ…いいだろう……やってみろ。力には少し自信がえ、あ?まってまって痛い痛い…あ、あ、あちょっあぁぁ!?皮膚が手から剥がれはじめたぁ…まってまってぇ?あ、あ…ルファニア?回復してぇ?骨が溶けはじめたぁこれあかんよあかんやつや」


フィン

「うっわーえっぐぅ…」


ルファニア

「え~……はい回復ぅ~」


シリアス

「…あ、すまないなルファニ……あ、まってまって?地底王さん?手を離してぇ?きついきついぃぃひっついた皮膚がまた皮膚が剥がれだしたぁぁナァニコレぇ」


アヴァ

「はい!離したっ♪これでわかった?」


ガヴィウス

「うちのヤツがすいませんでしたあと財宝どこですか」


テム

「許してやってください七英雄とか言ってますがこいつもただの人間なんです」


アヴァ

「いいよー♪」


シリアス

「まだ…まだだっ!こいつを受けろ……疾風の動き第一!「居合」!」


アヴァ

「お?」


シリアス

「避けただとっ!?……まだまだぁっ!!第二ぃ!「疾突」!」


アヴァ

「ん♪」


シリアス

「へ?」


ミゥ

「あー小指で止められてるぅ…漫画でよく見るやつだぁ!生で見れた!」


テム

「もっと見れそうだな」


ルファニア

「何楽しんでるんですか!」


フィン

「ポテチ食う?」


ルファニア

「食わんわ!どっから持ってきた!」


ガヴィウス

「食う食う」


テム

「フィンは元々ピクニック気分で来たからなぁ…あとバカだから」


ルファニア

「皆さん緊張感が足りませんわよ?!」


ミゥ

「ルファニアさん…私達はもぅ…あきらめてますもの」


ルファニア

「え…何を?」


ミゥ

「生きることを♡」


ルファニア

「まじでこいつら何なの」


シリアス

「ぐぐぐぐぅっ…」


アヴァ

「お兄ちゃん~?まぁだやぁるのー?」


シリアス

「疾風の動き第三っ!「緑鋼気(リョクゴウキ)」!」


アヴァ

「ほい♪」


シリアス

「なっ!!?…ひじで止めた!?」


フィン

「すげぇとこで止めるんだなぁ、ひじって…こぅ、こうか?」


ガヴィウス

「身体でやっても見えてないから」


ルファニア

「オフェンシングアップ!トリプル!」


シリアス

「ルファニア、サンキュー…やはり生半可な攻撃じゃあ…だめみたいだな!」


フィン

「なぁ、こう?こう?」


テム

「一応たぶんおそらくシリアスな所なんだからお前は黙って見てろ」



アヴァ

「へぇ~?お兄さんたち余裕だねぇ?僕の強さに怯まないなんて!」


ミゥ

「えぇ、もぅ、何も怖くない」


ガヴィウス

「まど〇ギの最終回見たいだな」


ミゥ

「それのつもりで言いました///」


ルファニア

「あんたらさぁ…」


フィン

「お姉さんもポテチ食う?」


ルファニア

「いらんわっ!!私はプリ〇グルス派なの!!!」


アヴァ

「あっははは♪あっちの方が楽しそうじゃん!お兄さん!僕を倒すのは諦めて皆で外の話を聞かせてよ!」


シリアス

「これを受けてからにしてもらおう……スゥゥゥゥゥゥゥハァァァァァァァァ」


アヴァ

「お?今までにない殺気だねぇ♪」


ルファニア

「シリアス!まさかっ…あれをやるつもりなの!?」


シリアス

「あぁ……裏秘奥義………死屍風(シシカゼ)」


フィン

「おおっとぉ?凄い気迫ぅ!これは次回が気になるところで終わろうとしてますよ!?」


ルファニア

「終わらせないよぉ?!これもぅ後編だからね?最後だからね?」


フィン

「あ、そっか」


シリアス

「消ぃぃえ去れぇぇぇぇぇ!!!!!」


テム

「この裏秘奥義とはいったいどういう技なんだい?ルファニアさん」


ルファニア

「ご説明しましょう。これは七英雄が一人疾風のフィンの最終奥義…世に吹いた最初の風、この星に生まれし者を滅ぼしたといわれる死の風…それを凝縮して撃ちだす恐ろしい奥義よ…浴びたものは一瞬で灰と化し滅ぶと言われている」


シリアス

「ちょ、説明なげぇぇ…俺奥義止めてるんですけどぉ?」


ガヴィウス

「へぇ」


ルファニア

「反応うっす」


アヴァ

「ふぅっ」


シリアス

「あ」


フィン

「あ、あの子の吐息で灰と化したね」


ミゥ

「シリアスさんが」


ルファニア

「………そ………蘇生魔法ディカミリア!」


フィン

「…ハッ…ル、ルファニア……これは無理だ、勝てないやめよう次元が違いすぎる」


アヴァ

「ねぇお兄さん」


シリアス

「は、はははひっ!?」


アヴァ

「まだやる?」


シリアス

「いえいえいえいえいえいえいえいえい」


ルファニア

「地底王様は…そ、外の世界にご興味がおありなお感じで?」


アヴァ

「うん!すっごく!♪」


フィン

「じゃぁ行きゃあいいじゃないか」


アヴァ

「うん…でもね…ここから動けない呪いがあるの」


ミゥ

「あらら…お可哀そうに…」


テム

「私たちで解けるなら解いてやりたいのぅ」


ガヴィウス

「協力するぜっ?金で!」


テム

「金かよ」


シリアス

「で、できることならなんでもさせていただきますよ?」


ルファニア

「何なりとお申し付けください」


ミゥ

「もぅ犬となり果ててるのねあんたら」


アヴァ

「ほんとに?嬉しい!!…丁度6人いるし解けるかも!」


フィン

「お、まじか!解こうぜ!ってか何をだ?何の話しだ?」


テム

「お前なぁ」


シリアス

「6人…その呪いを解く儀式か何かですか?」


アヴァ

「うん!皆等間隔に僕を囲んで?六芒星(ロクボウセイ)になるように!」


ルファニア

「こう、ですか?」


フィン

「おお!なんか楽しいな!」


ガヴィウス

「ところで地底王…呪いが解けた際には報酬かなんかいただけたりしちゃったりいたしたりしますでしょうか?」


アヴァ

「いいよ!すんごい報酬あげちゃう♪」


テム

「ちゃっかりしてんなぁ」


ガヴィウス

「くぅーひゃっほーう!!!あざーす!!!解こう!是が非でも!」


ミゥ

「ガヴィウスが今日一張り切ってる」


ルファニア

「もぅ身体が金」


シリアス

「で、何をすればいいんですか?」


アヴァ

「凄く簡単なの!僕の名前を順番に間違うことなく言うだけなの!」


ミゥ

「ものすごく簡単じゃない…そんなのでいいの?」


ルファニア

「お名前をお聞かせ願えますか?」


アヴァ

「アヴァラファビリガニスーティアロゼステーンミフェカンディザストリヴァミリアン百六十四世……っていうの♪」


ミゥ

「作者しばく」


テム

「無理、口の中血まみれになるぐらい噛むよこれは」


アヴァ

「これね?順番に言えるまで終われないの!噛んだらまた最初からなの!」


フィン

「おっもしろそー!やろうぜやろうぜぇ!」


ガヴィウス

「お金の為です皆様お覚悟を」


シリアス

「活舌が悪いなんて声劇してるんだからありえないよねー」


ルファニア

「シリアス!?急にマウント取るやん?どしたん」


アヴァ

「台本の都合もあるしはじめるよー?順番は体が光るから唱えていってね?それでは~?張り切って!どうぞ♪」



※アヴァラファビリガニスーティアロゼステーンミフェカンディザストリヴァミリアン百六十四世  


を噛まずに言い切ってください。噛んだら最初の人からやり直してください。

(何度やってもできない場合はできた感じで進めてください(おSEN優しい崇めよ)



順番

①フィン ②テム ③ミゥ ④ガヴィウス ⑤シリアス ⑥ルファニア





フィン

「い、言えたんじゃね?」


ガヴィウス

「言えたよな…いえたよなぁ!?やったぜぇぇぇ!!!!」


アヴァ

「凄い凄い凄い!解けたぁ!解けちゃったぁ!ありがとうお兄さんたち!これで外に出れるよ!!」


フィン

「よかったなぁボウズ!今晩は俺んち泊まりな?あ、でもごめん5時からバイトだった」


テム

「なっげぇ名前!でも良かったな皆の活舌が良くて」


ミゥ

「ちょっと感動して泣いちゃいます…でも作者はシバきます」


ガヴィウス

「なんか一人ひとりのセリフで終わろうとしてるんですけど俺の財宝どうなったのまじで詐欺」


シリアス

「今さ、よく考えたらさ?俺だけだよね戦ってたの…七英雄って何なの?」


ルファニア

「私もなんか必死になってたのが恥ずかしくなってきました…四賢者ってなに?」





フィン

「こうして地底王を連れた俺達は無事に地上に出て。幸せに暮らしましたとさ。あと俺はバイトへ向かいましたとさ!めでたしめでたし」


アヴァ

「以上っ!終わり!!長いのにありがとうございました♪皆様お疲れさまでした!」





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【ほのぼのパーティーがダンジョンの地下6階から地下90階まで落ちました】後編 SEN @sensensenkou

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