「鬼火」(Will-o-the wisp) E.MacDowell

曲名:Will-o-the wisp

  鬼火

作曲家:Edward MacDowell

   エドワード・マクダウェル

収録:Woodland sketches

  森のスケッチ

作品番号:Op.51-2


闇夜に飛び跳ねる曲。

マクダウェルの中では、「魔女の踊り」(Hexentanza)、「妖精の輪」(An Elfin Round)と同系統な曲だと思う。

けど、ふらふらする危うげな軽やかさだけでなくて、気だるさとか不穏な力強さもあるあたり、ろくでなしって感じがして、正に地獄からも天国からも閉め出された「松明持ちのウィル」って感じ。


個人的に和音からジャズの匂いを感じるんだけど、地理的はドンピシャ(アメリカ)ながら、時代的にはジャズというジャンルが本格的に産声をあげるちょい前(19C末)である。

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