自傷

とげの温もりに また冷たい朝がこぼれます

いた肌から生まれるべに

夕焼けよりも赤く滑るのを眺めて

私は 限りない生を覚えるのです


生きることは 慈しむこと

あかい己を 嗤わないこと


夜の蒼さに また温かい星が流れます

私の生がどうか末永くありますように と

いついつまでも祈ります






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