3-13.『闘士ゴーディアン Blu-rayBOX Vol.1』視聴感想その他

 到着後の土日で『闘士ゴーディアン Blu-rayBOX Vol.1』を見終わった。ちなみにディスク1枚に18話収録なので連続視聴すると7時間ほどかかる。

 DISC1盤面は28話ラストカットのゴーディアン3体とダイゴ。チャプター背景は1話のメカコン基地で銃のデモンストレーション後のダイゴ。

 DISC2盤面は毒魔大帝統にひざまずくエリアス・バラス・サクシダー。チャプター背景は30話本編の白光剣を持つガービン。

 第一印象としてはリマスターのお陰で色調が全体的に明るく、パキパキしている。このため、1話後半のモノクロにカラーが入り交じる戦闘もコントラストがすごい。また現在のDVD版で劣化していた画面や音声はかなり改善されているが、原盤の損傷と覚しきシーンはいくつかある。

 ゴーディアン前半のスタッフを見ていると、後半で作画監督を務める村中博美や木下ゆうき、田辺由憲が原画で活躍しているのが目立つ。36話で演出デビューする秋山勝仁も制作進行で経験を積んでいる。

 一番の相違点は、EDの「プロテッサー、デリンガー、ガービン」の掛け声がずっと男性(おそらく安原義人)なこと。これまでのソフト版では3話からレコードと同じ子どもコーラスに変わるのだが、あまりに自然なので9話まで気づかなかった。ED映像はDVD版と同じと思われるので、これがオリジナルなのだろうか。Vol.2に収録予定のノンクレジット版も気になる。ベストフィールド社に確認したいところだ。


 Vol.1特典の番宣はDISC2に収録されている。企画書の「口上」ベースのナレーションを安原義人が喋る3パターンの映像だ。一つは「12月から放送開始」とテロップがあり、後追いネットした青森放送等の地方向け番宣と思われる。


 『闘士ゴーディアン Blu-rayBOX Vol.2』のジャケット画像も公開されたが、ゴーディアン3体、ダイゴ、クリントは別のシーンから持ってきているようで、元ネタ探しが楽しみだ。


 解説書を改めて読んでいて、西部劇が山本優を始めゴーディアンに与えた影響に触れる下りで気付いたのだが、山本優の頻発モチーフである「追い出された先住民族」はネイティブアメリカンが元ネタにあるのかもしれない。


 一方、バンダイスピリッツチャンネルにて配信中の『闘士ゴーディアン』セレクションは、4話までやったところで7話、14話と本格的にセレクションモードに入っている。7話は絶対に外せない回なので納得。14話も背景解説回及び貴重ななかむらたかし作画監督回なので納得だが、9話を飛ばされてしまったのでバラスがトップに立った経緯が初見の視聴者に理解できたか心配だ。


 それでは今回はこの辺で。

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