解釈の問題です
最近、昼夜逆転が酷いせいで日記を書くのが次の日の早朝になってしまっている。これじゃあ時間だけ見ると、まだ朝のうちにその日の日記を書いているように見えてしまう。朝に書く日記は日記ではなくて予言である。嘘である。
しかしどうだろう、実際その日の終わりに書いている日記というのも、本当に事実なのだろうか。夢というのは実はものすごくめちゃくちゃな内容で、時間も空間もすっ飛ばしているようなものらしい。しかしどんな夢だった?と聞かれればなんとなく物語のようにしてこんな夢だったよ、と話せてしまう。本当は言葉なんかでは表せないはずのものなのに、言葉にしてしまう。
嘘をつこうとしなくても、人は無意識に嘘をついてしまうこともあるということだ。
日記にもそういうところがあると思う。事実そのままを書こうとすればしっちゃかめっちゃかになってしまうものだから、編集を加える。
そして実は、日記のように過去の出来事をまとめるものだけじゃなく、目の前で起きていることにもやっているものなのだと思う。世界には事実などなく、解釈があるだけなのだと。
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