第12話 初?の襲撃者は

 拠点の設営、と言うか居住地と泉を作っただけだがとりあえずはこれで開拓地として最低限の食住は揃った、次の予定は泉の周囲に麻か葦でも繁茂させて潜伏アンブッシュも出来るようにしよう、麻も葦も衣類の原材料になるし、発展させればセルロースを抽出しナノファイバー迄細かく砕いて刻めば軽くて硬い防具も作れるようになる。

 そんな事を考えていたらピン!と空気が張り付ける感じがした、これはダンジョン領域に生物が領域を越えて来た合図の様なモノである、初期レベルの設定ではどの様なモノがどれくらい領域に侵入して来たか?は不明瞭ではあるけど何も無いよりはましな仕様で、ダンジョンレベルを上げて設定を良くしていけば改善はしていける。

 今はモニターも監視機器も無いので直に確認するしかないのだけれど、何が侵入して来たのやら?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る