知床の雄大な大地
わたくしは
いつも
朝に
シャケを食べます
けれど今日はぶどうを食べました
申し遅れました
わたくし熊です
熊が喋るのかって?
「あんたばかあ?」
エヴァだって見ている
うそうそ
さすがにエヴァは見ていない
エヴァを見ている熊なんて北海道には一頭もいない
それが真実
ここで突如、詩人のH氏が登場
H氏の右手にはA利なナイフが収められている
というかH氏、自身がまるですれ違う何もかもを傷つけてしまうナイフのような存在だと主張している
自称で端から見れば家庭ゴミの分別すらまともに出来ないろくでなし
「ひとりでできないもん!」
ゴミ袋を前にぷいっと横を向いた
全然、可愛くない
こんな奴とっとと抹殺した方が世のため人のためである
酸素だって無限にあるわけでは無いし
「………っていうかさ、熊とかどうなっちゃったわけ?」
読者からの問いかけ
ああ多分、肺呼吸をしているよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます