黒いツバサ 始まりの話
仲仁へび(旧:離久)
第一章
第1話 友達の話
僕の友達にはお金持ちの女の子がいる。
そういうと、皆からよく羨ましがれるけど、たぶん思ってたのとはだいぶ違うと思う。
優雅で贅沢な生活をしてるって言うのはあっているけど、なんて言うか危険なんだ。
物語とかでよく、お嬢様は色々な悪い人から狙われて大変、なんて見るよね。
たぶん、そんな感じ。
僕の友達は実際によく誘拐される。
「大人しくしていろ」
黒い車につめこまれたり、麻袋に入れられたり。
一緒にいる僕もよく巻き添えをくらう。
でも、大丈夫だ。
だって、優秀なボディーガードさんがいるから。
「お嬢様、大丈夫ですか?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます