Photo memory days
areafa krain
プロローグ
「
「お嬢様!」
私が最後に見た光景は
誘拐されて連れられて行く時に
暁斗が必死に私を取り戻そうと
全力疾走で
追いかけてきてくれた場面だ。
そこで、全ての記憶を失った。
私こと西園寺
悪党に誘拐された。
身代金と引き換えに家には
帰ってこれたが、誘拐の
トラウマで記憶を失った。
今の私は過去の記憶を
一切出来ないし、思い出せない。
勿論、誘拐された時の記憶もだ。
昨日の記憶さえも曖昧な時がある。
この物語はそんな過去の記憶が出来ずに
思い出と言う物を持てない私と
私が誘拐された時の後悔を
未だに引きずってしまっている
執事の菅原暁斗との写真を
通しての2人の人生の
思い出作りについて語ろうと思う。
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