応援コメント

11. 五月十八日:信長と信忠」への応援コメント

  • はじめまして。
    信長のこの大陸への見果てぬ夢は、秀吉に受け継がれたのですね。
    信忠も信長に劣らぬ優秀な人物だったといわれていますが、このおはなしでは
    破壊者の後に現れる、地ならしの人とは。
    信長ファミリーは盤石の布陣だったのに……

    作者からの返信

     澄田こころ 様

     初めまして。返信遅くなり、すみません。
     この度は応援コメントを頂き、ありがとうございます。

     この作品の中で一番力を入れて書いていた部分ですので、そのように仰って頂けると作者冥利に尽きます。
     偉大な先駆者の跡を継ぐ二代目は色々と苦労するケースが多いです。徳川家康の子・秀忠しかり、足利尊氏の子・義詮しかり。信長はその功績から既存の枠組みを壊すことが多く、信忠はその後を整備する役割があったのでは……というのが、私個人の解釈です。信長には子どもが多く、役に立たない人は切り捨てる性格だったにも関わらず、信忠が家督を譲られて一定の権限を与えられたというのは、信長の信頼の裏返しだったと思います。
     本当に、月が替わってあの事件が起きなければ、日本の歴史はどうなっていたのか……と考えざるを得ません。

     本当に、コメントありがとうございました!

     佐倉伸哉