私を一人にしないで

一ノ瀬 彩音

第1話 お願いします、一人にしないで

私は某企業に勤務していてそこでは仲の良い同僚がいるのです。


私のお名前は久遠奏クオンカナデで年齢23歳。


仲の良い同僚のお名前は霧崎彩音キリサキアヤネで年齢23歳。


某企業内でもお昼休みや帰宅する時はいつも一緒に行動をしています。


霧崎彩音とは本当に仲が良いです。


今日は企業がお休みで霧崎彩音が私の家に遊びに来ているのです。


「ねぇ、奏、エッチしようか?」


「えっ? エッチなんてしないよ」


「奏さ、私といつも一緒に居るじゃない、エッチしたいんでしょ、私と」


「ううん、そんな事は一度も思った事もないよ」


「本当に?」


「うん」


「ならいいけどね」


彩音はいきなりなんて事を言うのかとびっくりした。


エッチなんてする気もないし、彩音の事は大切だからね。


「それじゃあさ、奏、口付けをしてもいい?」


「それくらいならいいよ」


彩音の顔が私の顔に近づいてくると彩音は私の唇に口付けをしてきた。


彩音はもう一回、私の唇に口付けをしてきた。


そうすると口付けをして満足したのか、彩音の顔が離れていく。


「奏の唇は柔らかいね」


「もうっ、恥ずかしい事を言わないで」


「あっはははっ、ごめんなさい」


「笑い事じゃないよ」


「奏……」


彩音は椅子から立ち上がって私の方へ歩いて来るといきなり私のお胸を揉んでくるのだった。


「ちょっと、何をするのよ、彩音、やめて」


「奏のお胸って大きくて柔らかい」


「お願い、揉むのやめて」


「うん、やめてあげるね」


彩音は私のお胸を揉むのをやめてくれて私はホッとしている。


「お願いね、もう変な事はしないでね」


「ごめんなさいね、奏」


彩音は椅子に座るとじっとしている。


いきなり私のお胸を揉んでくるなんて本当にどうかしているとしか思えない。


彩音に一体何があったんだろう。


そんな事より今は彩音が遊びに来ているんだし、一緒に楽しむ事だけを考えましょう。


楽しい事を考えてればきっと彩音も私も変な事を起こさないはずよね。


どんな事をして一緒に遊ぼうかなあ。


私は頭の中で一生懸命考える事にしている。


彩音とどんな事をして遊びたいのか……………………。

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