第3話

「♯※☆&◯!」


もう、何を言っているのか理解できなかった


相手の言葉がまったくミミに入っていても意味をなさない

感情的になった彼は、ただ怒りをぶつける言葉を叫ぶだけ

目的は私を痛め付ける事

自分の事を棚に上げて私を

「勝手なヤツ」

と結論づけた


少しだけは、私達が出て行ったら変わるかもしれないと

ほんのちょっと

かなり低い確率だけど期待した


みごとに裏切られた

いや、予想通りか


最初の半年は婚費15万

私の就職まではと思ってたのかな

で、徐々に減らしてきた

その後三ヶ月で月5万になった


「嫌がらせや。それに生活に困れば、泣きついてくるかと思った」


救いようの無い男やった

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る