第197話 校正さんてマジ凄い

 ども。

 新巻へもんです。


 このエッセイを熱心に更新しています。ご想像のとおり、カクマラソンを達成するためですね。だって、エッセイ楽なんだもん。ざっと書いて1時間もかからずにノルマ達成できるし。物語を書くとなるとそう簡単には書けませんからね。体感ベースで最低2倍ぐらいの時間がかかる気がします。


 さて、ネタとしてはちょっと古くなったんですが、二月の下旬ごろにツイッターで校正さんのことについて書いているのを見かけました。カクヨム作家さんが書籍化作業の中で「捜索願」は「行方不明者届」に名称が変わっていたのを指摘してもらってありがたかったというようなことを書いていました。


 現代ものを書いているとそういう指摘はされそうですね。アンテナをかなり高く張っていないと実際にそのような書類を提出する機会なんてなさそうですし。ただ、校正さんに指摘してもらえるなら割り切って、気にせず物語を練るのに注力しちゃうというのもアリかもしれません。


 で、私の作品を見てくれた校正さんも凄いんだゾ、という謎の主張をしてみたくなったのでご紹介しますね。そんな意地を張る意味がどこにあるんだ、とか言ってはいけません。で、今のところ2タイトルでお世話になっているのですが、一つは短編でしたのであまり大きな指摘はありませんでした。数として結構な朱書きは入ってますが。


 で、『酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う』の方ですが、こちらは異世界ファンタジーです。先ほどの用語の指摘なんかは入りらなそうです。ところが2巻の原稿が戻ってきたときのこと。とある物品〇〇の名前のところに書き込みがありました。「1巻では△△になっています」との指摘にしばし呆然とします。


 マジ? 既刊との整合性もチェックしてくれているの? 作者なんてすっかり忘れているのに、わあ凄い。いえ、ダメな作者で申し訳ありません。まあ、同じ巻の中での表記ゆれはチェックしてくれているのは分かっていましたけど、既刊まで読むとなると時間も凄くかかりそうです。記憶力も相当ないとできそうにありません。


 いやあ、校正さんの活躍って表には出てこないですけど、本当に凄いと思いました。ということで、校正さんに言葉の使い方を訂正していただいた「心配ご無用! 呪いなんてありません」が収録された「5分で読書 5分で解決探偵、あらわる」が明日発売です。やっぱり最後はダイマ。よろしくお願いいたします。


 ではでは。

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