第171話 ハーレム状態

 ども。

 新巻へもんです。


 八月も半ばになって、去り行く夏の気配を感じますね。暑いのは大変なんですけど、またあの寒い冬が来るのかと思うと、もうちょっとゆっくりしていってよ、という気分。という名目で今日も昼から飲んだビールが美味しかった。そのままお昼寝。怠惰な日曜日です。


 カクヨムで活動されている方が旅行のついでに、カクヨムのフォロワーさんにお会いしたという話を読みました。いやあ、その行動力たるや感心しますね。あまり対面コミュニケーションが得意ではない新巻としては、ひょえええ、と叫んでしまいます。絶対気まずい場になる自信がありますね。


 まあ、6人だか7人だかを挟むと世界中の誰とでも繋がるそうですから、実は知り合いの知り合いぐらいの方は結構いるのかもしれません。職業がらみで、「ああ○○さんの知り合いの!」となりそうな方はいますね。こういうケースなら、○○さんの話題でなんとか場を持たせることはできそうです。


 さて、『能無し四男は鉄腕美女の夢を見る』が本日完結しました。明日公開予定のあとがきでもごにょごにょ書いているので、そちらには書かなかったお話を。本作では主人公は複数の女性から好意を寄せられます。それで、まあ、最終的には全員娶っちゃうわけです。いわゆるハーレム展開。


 この一対多の恋愛関係をどう料理するかが、今回の技術的な課題でした。現実にも二股・三股の関係を形成する方は少なからずいるとは思います。ただ、その状況において、多の側の一人が相手を独占できないことに満足することってまず無いと思います。大抵修羅場になりますよね。


 絶対権力者である専制君主であっても妃間の争いは生じていたようですし、中には亭主が亡くなった途端に妾妃を虐殺した事例もあります。やはり自分の好きな相手は独占したいというのが大多数ではないか。それで、ハーレム状態ってのは結構裏では殺伐としてんじゃねえのかという野暮な感想を持っていたんですよね。


 新巻としてのハーレムが許される解の一つは、そういう状況になってしまうダメさを許容してしまう運命共同体を築いてしまうです。そう仮定して、多側の心理を自然に描けるか自分の技量を試してみるということをやっていたんですけど、上手くいってましたでしょうか?


 『酔っぱ買い』には遠く及びませんが、☆700弱、累計PV15万という評価を頂きました。まあ、流行には微妙に斜に構えるスタイルでこれからもやっていきたいと思います。どうぞよろしく。


 ではでは。

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