第159話 カクヨムの現状

 ども。

 新巻へもんです。


 新年度になって仕事やら何やらで追い詰められてます。まあ、昨年度にユルユルし過ぎた反動が来ているだけなのですが、なまった体には辛いです。それに今日は暑かった。それを言い訳にビールから初めてワイン一本開けてます。まだ週半ばなんですけど知りません。


 忘れないうちに宣伝をしておきます。「酔っぱ買い」ですが、ついにマルチポストに手を出して小説家になろう様でも掲載を開始しました。毎日一話ずつ正午に投稿しています。カクヨム版と同じものですが、UI違うので作業に結構苦労しました。まだPV伸びてないので、お暇なときに覗いて頂けると助かります。


 「無能四男」の更新は週一で行っていますが、他にも何か書こうかなということで色々と模索していました。私には珍しくプロットを書いてみたりもしているのですが、いまいちしっくりとしません。文章を書いているうちに小ネタが浮かぶところもあり、難しいですね。


 かと言ってノリと勢いで新連載を始めるほどのエネルギーもありません。方向感としては暗い群像劇か、つばさ文庫向けのジュブナイル、KAC2022で一話部分だけ公開した続きの三択です。どれも一長一短があって決めきれない感じになっています。話は書けそうだけどメインテーマは何にするかってところがね。


 自作で一番評価が高い「酔っぱ買い」ですが、あれは一言で言えば「再生」のお話です。その軸がはっきりしていたから話がぶれませんでした。それに匹敵する軸が見つからないんですよね。私が書くのはエンタメ小説なので軸は不存在でもいいのですが、あるに越したことは無い。


 話は微妙にずれますが、カクヨムの浄化を目指して活動されている方を見かけました。いわく今のカクヨムはエロに寄りすぎているとの主張です。天下のKADOKAWAなのに怪しからんてな感じ。確かにカクヨムトップのお勧めに出てくるタイトルやキャッチフレーズはあざといと思わなくもありません。


 ただ、その方が疑問を呈している書籍化作品の中身を見るとほとんど具体的な描写はないんですよ。これをR18にされたら、ポルノ小説を目的のお客さんは逆に怒るでしょうね。少なくとも話の軸はエロじゃないです。まじめにラブコメしてました。


 カクヨムを浄化したところでインターネットの海全体の澱みからすれば、ごく一部でしかないのであまり意味があるとは思えません。そもそも、KADOKAWAってそんな高尚な出版社でしたっけ? いや、褒めてるんですよ。幅広いジャンルの品ぞろえがあるところがいいところだと思います。


 なので、私としてはこのレベルであれば目くじら立てるほどじゃないという意見です。あまり煽情的なものが多いのが好ましくなければ、そうじゃない作品を執筆してアップした方が建設的です。私はもう少し薄めたラインを狙って書いていくつもりです。


 ではでは。

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