第142話 きょうを読むひと

 ども。

 新巻へもんです。


 11月になりました。早くも冬の気配が濃厚に漂いますね。寒さに思わず首が縮んでしまいます。あと2か月で2021年も終わる。今年も昨年同様にコロナの状況に振り回されっぱなしでした。このまま落ち着いてくれればいいのですが、まだ予断を許さなさそうです。


 それで、今更知ったのかよ、と言われそうですが、私はちょっと驚きの事実を知り困惑しています。来月始まるカクヨムコン関連の告知に気になる文字がありました。「いまや名実ともに日本最大の小説新人賞となったカクヨムWeb小説コンテスト」という部分です。え? カクヨムコンって新人賞だったの?


 つまり、もう新巻には応募資格ないってことですよね? 今年も応募しようとウキウキで新作書き始めたところなんですが……。あれ? 新人賞じゃなくても普通は再度応募しないものなのか? 応募要項には過去受賞者は応募できないって書いてないんだけど。私なんか物凄くトンチンカンなこと言ってる? ははは。


 何言ってんだコイツと思いました? いや、本当にお祭りだから参加しようと思っただけなんです。毎年春に開催されるカクヨムアニバーサリーコンテストは何度でも応募できるから。どうしよう。もう2万字ほど書いちゃったし、大まかなストーリーも出来ているんだけどな。


 気を取り直して、今月の同題異話にでも取り組むことにしましょうか。お題は「きょうを読むひと」です。以外はひらがな指定ってところがポイント。今回は職場でトイレに行ったタイミングで降りてきました。では、いつものネタバレコーナーへレッツゴー。


 「きょう」は素直に取れば今日。なので、ストレートに今日の運を読める人に登場願います。もともと、微妙な特殊能力者の世話役が彼らを率いて本来は手に負えない事件で活躍する現代ファンタジーを構想していました。他の能力者は決まっていたのですが、ラストの一人がこれで決まった感じです。


 運が読めるのではそれなりに強力なので制約を設けます。読める内容も断片的で、相手を直接見る必要があり、「凶」しか分からない。これで「きょう」がダブルミーニングになります。おお、後付けだけどいい感じ。「ひと」がひらがなという部分は、特殊能力者は人であっても人ではない、というような会話をいれて解消しましょう。


 後は不幸の内容を盛り込んで、特殊能力者と管理者の関係を描けば完成! と思ったらですね、先月と同じく、お姉さまと少年になっちゃいました。まあ、そういう構成だったからしゃーないな。もし、長編に仕立て直すときにそこ変えると他の部分との整合性取れなくなるし。てな感じで、今月は意外に早く完成です。


 ではでは。


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